Hakitoの怠け者生活

海外生活 なんとなく過ごす日々の中での発見

私の相棒

オランダに来て、何か新しいことに挑戦したいな〜と思い7年前に勇気を出したことの一つが、車の運転です。

日本では本当に時々、親の車を借りて頑張って家の近所を運転していただけで車生活とは無縁でしたが、海外に来て初めて自分の車を持ちました。

オランダに来た時に住んでいた家が駅から少し遠いというのを言い訳に車を購入しましたが、今ではすっかり私の相棒です。

 

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大きな車は車幅が怖くてNG、また、まだまだマニュアルの車が多いヨーロッパでオートマ車となると選択が少なく、私の訪れたディーラー店ではこの赤いダイハツ車とクールな感じの黒のシボレー車の2択でした。日本車は故障が少ないとディーラーさんの強い後押しを得て赤のダイハツ車を購入しました。

そういえばその時の珍話として、「出来るだけ小さい車をください」とリクエストしたらこの車を勧められたので、「これ軽自動車ですか?」と質問したところ私の質問の意図が全く伝わらなかったのを覚えています。軽自動車って英語で何ていうんだろう??と思いながら思わず「light car」とバリバリの和製英語みたいな単語を言ってしまい、ディーラーさんが「軽い車?!ってなに?!」ってなってました(笑)ごもっとも。

その後「パワーが小さい車」とか「エンジンが小さい」とかあの手この手で伝えようとしましたが、「この車で大丈夫、大丈夫」と言いくるめられて、結局これが軽自動車なのかどうか答えを聞けずじまいでした。でも日本だと軽自動車ですよね。

後にでわかった事がヨーロッパでは『軽自動車と普通車の区別がない』ようです。

また私が日本で取得したオートマ限定の免許証でも、ヨーロッパではなんとマニュアルカーが運転できます!!!つまりはこっちで免許証を取得した場合、オートマ限定という免許証なんて存在しないのです。そうとはいえ、マニュアルカーの動かし方すら知らないので、私がこの免許証を持っていてもオートマ限定と同じ事なんですけどね・・・

 

そして今では、ロッテルダムの中心部に引越しもして車を持たなくても不自由しない生活になりました。むしろ手元に置いておくと色々と費用がかかって割高になるこの車ですが、私のオランダ生活はこの車と共に月日を重ねています。きっとこの愛着のある赤い小さな車を手放す時は、日本に本帰国するタイミングなんだろうな〜と思います。その日を思うと、早くも涙が溢れそうになります・・・と言いつつ、滅多に洗車やお掃除もしないヒドイ車の持ち主です。