Hakitoの怠け者生活

海外生活 なんとなく過ごす日々の中での発見

外国人と日本人における『当然』の解釈の違い

最近思うのが(いえ、多分ずっと前から気づいてましたが・・・)、海外には日本人が思う理不尽な事が一杯転がっています。

度々身近に起こる例えを2点ほど挙げてみます。

コンビニでの支払いレジ待ち

・レジが2列あるうちの1列のみ稼働

・レジに大勢のお客さんが長蛇の列で並んで、なぜ2つ目が開かないのかとイライラしている

・店員がその状況になかなか気づかなかったがようやく気づき、2つ目のレジが稼働し始める

上記のような状況になると、私たちが思う『当然』は次に支払いをする順番の人が、2つ目のレジに優先的に行くという事です。

ただ、ヨーロッパ圏に住んでいて気づいた事は(アジア圏はどうだったか今となっては忘れてしまったのですが。。。)、2つ目のレジが稼働すると分かった人が我先に新しいレジの先頭に行ったりする事が普通なのです・・・

ボォーとしていて気づかない人が悪いのであって、損をするシステム?と言えるでしょう。人を押してまで先に行く事はNGと思われますが、この場合は遠慮する事は美徳ではないように思えます。また新たなレジが空いたのであれば、新たな列の順番ができるというヨーロッパではシンプルなルールなのだと思います。

 

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空港の搭乗口ゲートの列

・搭乗時間まで20分あるので、多くの人がゲート近くの椅子で座って待ってる

・搭乗開始になるとゲートの前に列が出来始める

・椅子に座っていた人も列に加わり始める

さて上記の状況になった場合、椅子に座っていた人は『当然』列の最後尾まで下がって並ぶのが公平なのではないでしょうか。椅子に座ってをしていた間に、すでに立って列に並んでいた人がいる訳です。

しかし列最後尾より前の椅子に座っていた人は立ち上がり、椅子から近い列の途中に割り込みで並びます。

・・・。なんかモヤモヤ。

 

こんな感じの事例が本当に一杯一杯日常に起こります。気がつかないうちに、小さなストレスが一杯になる時があります。

しかしながらこれらの事は厳密に言えばオカシイと腹がたつのですが、何れにしても遅かれ早かれ順番は回ってくるので、そんなに気を立てることもない事柄です。

でもぉ、でもぉ。。。

何よりそんな事が起こっても、周囲の外国人たちは私たち日本人ほどイライラとしていないのです。それどころか横入りされていることにも気づいていない人もいます。おおらかなのか、はたまたボーッとしているだけなのか。

そこでそもそも私たち日本人の考える『当然』という解釈が外国人とは違うのかもしれない、と思うようにもなりました。(そう思うと気持ちが落ち着くというか・・・)

本来日本人はルールと定められて物にはきちんと従う性質なので、それに反している人が少しでも自分より得やズルをすると基本許せない人種なのだと思います。

でもそれは理に適っている事なので、何も悪い事とは思いません。むしろ正しいのではないでしょうか。

それに比べ外国人はルールを守っている人もいるし、意図的なのか、はたまたそれほど注意していなくて無視してしまっている人もいたりするのです。その結果ズルしている人が大勢います。そんな人に対して、真面目にルールを守っている人も寛容に許していたりします。その事に対しても、日本人の私たちは理解しがたいのです。

Why 外国ピーポー?!

 

そんな小さな小さな問題が見逃せずに時にはストレスと闘っている、海外在住の私です(笑)