Wereld haven dagen (world port days)
9月のロッテルダムの大きなイベントの一つ、『ワールド・ポート・デイズ』です。
ヨーロッパでも最大の港と言われているロッテルダム港。コンテナーの取り扱い数では世界第11位だそうです。
このイベントは、ロッテルダム港で日々共に働いている様々な会社や団体が一団となって開催しています。海のチームワークを紹介する日となっています。
今年開催された 9月4〜6日の来場数は、345,000人でした。決して人口の多くないオランダでこの数字は、とても好評だった証です。Wereld haven dagenは毎年開催される人気のイベントです!!
(と、偉そうに紹介してみたものの、私も実際イベントに足を運んでみたのは去年と今年の2回のみです… (๑°艸°๑) )
とりあえずこの三日間はロッテルダムの街がざわざわしだしたので、私もなんとなくつられてロッテルダムを流れるマース川沿いに歩いてみました。
コンテナークレーンです。カラフルな色合いがとても可愛いです。おそらくイベント使用?なのでしょうか。
イベント当日は食べ物の屋台などが出ていて、もちろんオランダ名物、フリッツにタラのフライ(ケベリング)も出店していました。
警察ブースを発見!!
しかしなぜ警察がこのイベントにいるのかと言うと、海上安全や通関などの関連業務の紹介で、イベントに参加していました。
この日ばかりは市民と警察の距離もとても近く、みんな興味津々に警察官の話を聞いていました。
そうだとしても、どう見てもこの写真は警察官に取り締まりを受けている市民の図にしか私には見えません。日ごろ目にしている光景からくる先入観の影響とは、全くすごいものです。
そしてディスプレイのパトカーを発見!! もちろんパトカーはいつの時代も憧れの的。
皆ここぞとばかりにパトカーの前で記念撮影。通常街中のパトカーを無断で写真にとったりするのは問題になりかねないのでなんとなく避けてきたのですが、この日ばかりは堂々と写真に収めることができました✨エッヘン。
とはいえ、ビビリが出てしまい気持ち遠めで撮影…
写真の中にある川がロッテルダムを流れるマース川です。
この水上で、水のイベントが色々と開催されました。ヘリコプター🚁もショーに参加したりと、普段近くで見れない乗り物が登場して迫力満点でした。
ヨーロッパの高速道路で時々見るこのトラックの形状は、コンパクトに畳まれた姿。
このトラックは通常後ろにコンテナを積んで、私たちが想像するトラックの形で運転されています。ただコンテナを他のトラックに積み渡した後、このように短い形で戻って行きます。
なんとも頭でっかちなこのトラックが結構なスピードで走っていると、前に転ばないかな、大丈夫かな、と子を心配する親の様な気持ちにさせられます。
驚くべきことにこちらのカフェも仮設。
いつもこの場所はガランとした広場となっていて、この写真では隠れて見えませんが中央に噴水があり、とても閑散としています。
あまりにいつもと違う景色に、思わず写真に収めてしまいました。
水辺の景色はいつも外人に人気ですが、この日は見たこともないほどの人で混雑していました。
イベント自体は、港や船に特に興味がない人はさほど面白いとは言い難いですが、とは言え盛り上がっている雰囲気はやはり楽しいです。また出店などもあるので、何かつまみながらぶらぶら散歩するのもこのイベントの楽しみ方なのかもしれません。
またこの日の夜は花火も上がり、終わりゆくヨーロッパの夏をもう少しだけ楽しむことができました。たまや〜🎆