ロッテルダムを散歩 〜delfshaven編〜
ロッテルダムは第二次世界大戦で爆弾の投下を受けて街が壊滅状態になりましたが、ロッテルダムの中にあるここdelfshavenは爆撃から免れたお陰で今もオランダの古い建築物が残る貴重なエリアです。
⚠️めちゃくちゃ小さなエリアです。一日かけて観光するような場所でもないのであしからず。でもでも、こじんまりしていて、綺麗な景色に運河や風車までありなんだかテーマパークに遊びにきたのではないかと思うような不思議な場所です☆
そんなdelfshavenがここのところ急にお気に入りになり、この日も特に目的もなく散歩がてらに訪れました。
これぞオランダの景色。風車とボートと運河🇳🇱
歴史的地区です。
実はこの場所はピューリタン(清教徒)がアメリカ大陸にメイフラワー号で大航海した出発の地だそうです。なんか世界史のテストでメイフラワーって暗記したような。全く意味は覚えてなかったのですが、実は船の名前だったんですね。
巡礼始祖教会 The Old or Pilgrim Fathers' Churchです。
金曜日と土曜日にしか一般公開されていないこちらの教会。ドアが空いていたので吸い込まれるように中に入って行ったまではいいのですが、歴史の事も今ひとつわからない上に宗教的な事もよくわからないという状況で中には神父さんらしき人がいらっしゃるのが見えたので、流石にこれ以上中に入る勇気がなくガラス越しに外からベターーーと顔を引っ付けるくらいの勢いで覗く。
教会の前の景色。オランダ光景には欠かすことのできない跳ね橋もありました!←跳ね橋大好きなんです、ワタクシ。
この跳ね橋は、旧式なのでなんと手で引き上げていました。このレアな情景を目の前で見れて、小さな幸せに浸っていました。
ここは外せないカメラスポット。誰が撮っても信じられない素敵な写真が撮れます。
ここのバーも老舗の様子で、興味をそそられました。古い写真がたくさん飾られているのが見えました。
これこれ、オランダの光景。近代都市のロッテルダムの中心部ではなかなかお目にかかれない景色なんです。
そして新型跳ね橋の開いてる様子。このようにタイミングの悪かった(いや、でもこんな光景を目の前で見れてラッキーとも言える?!)車は、このように橋の手前でストッ〜プ。
遠目で見るとこんな光景!!
なかなか他所の国では見れません!!!
お洒落なレトロポスト📮を発見〜
そこの近所に1996年からビールを醸造しているPelgrim Rotterdamというレストラン?バー?があり、そこでオリジナルビールとおつまみをいただくことにしました。
ここで作られているドラフトビールが3、4?種類ぐらいあり、どれもとてもおいしかったです。
そしてこちらがおつまみセット。オランダを代表するビターボーレン(小さい丸いコロッケみたいなもの)やチーズスティックなどなどが入っていて、揚げ物ばかりで体には少々悪そうですが、これがまたビールにとっても合うぅぅ!!
はよ、ビールのおかわり持ってきて!!(笑)
そして何よりもこちらのお店は、オランダの黄金期を彷仏させるような趣のある歴史的建物でした。
ほろ酔い気分でお店を出て、千鳥足で歩いて家に帰りました。
良い大人の週末になりました♪♪
イタリア旅〜ミラノ編〜
さて今回のイタリアの旅の最終編はミラノのお話です。
ミラノに来るのは2回目ですが、前回来たのはオランダ駐在が始まって間もない頃だったので、まだまだヨーロッパのどこに行っても楽しく、ガイドブックに載っているようなところを必死で巡っていた時期だったので、今回は少し違った観点で街を楽しむことができました。
そんなベテラン風のコメントをしておきながら、宿にチェックインして最初に向かった先は、ド観光地のミラノのDuomoです…
でもやはりイタリア各地のDuomoの中でも、建築が美しく迫力があります。それもそのはずミラノのDuomoは世界最大級のゴシック建築だそうです✨
内装もとても素敵なので必見です。
Duomoの外は人で混み合ってて賑やかなのに、中に入るととても静かなのが教会の神秘的な部分ですよね。
外観の上の部分を見るには、教会の横のイタリア老舗デパート『La Rinascente』の最上階にあるカフェテラスでお茶を飲みながら眺めるのが、ベストポジションだと思います。
そして次に向かった先は、定番観光地スポットのアーケードGalleria Vittorio Emanuele IIです。( ←なんてことない王道中の王道の観光ルートです…)
2つのアーケードが交差しています。私はアーケードやパッサージュが大好きなので(あ、意味一緒ですね・笑)、屋根が付いている通りを見つけると吸い込まれるように歩いてしまいます。ん?となると日本の商店街好きと言うことにもなりますよね?!
この天井のデザインが大大大好き❤
そして2つの通りが交差する中心部の四つ角に、イタリアを代表する高級ブランドプラダの本店があります。実は前回来た時に勇気を出して本店の中に入ったのですが、それはそれは本店だけあって通常見たことがないような玄人向けプラダ商品が一杯ありました。
あまりに場違いさに、買う予定もないけれど小演技で商品を物色するふりを思わずしてしまいました。その時の凄く疲れた思い出がいまだ脳裏に焼き付いているので、今回は外から写真だけを撮ることに。するとここで、詐欺のクラシックな手口リストバンド売りに遭遇しました。
それもお決まり文句のアイ・ラブ・ジャパン、ナカタ・HONDA・ナガトーモでリストバンドを腕に巻き付けられてしまうとは…すっかりやられてしまいました…( ̄^ ̄゜)
後日復讐編と称して、『再度同じ手口に意図的に騙されに出かける』エピソードがあるのですが、これはまた別の機会にでも…(あれこの文面って以前もあったような、déjà vu?!)
詐欺に合わなかったら気分もアゲアゲ⤴︎だったので、四つ角にある1867年に開業した老舗店 Saviniで一杯何かを(←こだわりゼロ) 飲んでみたかったなぁ…
そしてディナータイム!気分を立て直し(←しつこいけどまだ引きずっていた)おいしいイタリアンを食べにやってきました。ここのレストランは前回も来たお店のですが、サルディーニャ料理です。
地元の人が来ているので味に間違いは無いだろうと思っていましたが、なんとサッカー選手⚽️も大勢来店している模様。
前菜に頼んだプロシュートがまさかのこんな量!!
でもペロリと食べれちゃったりするんですよねぇ〜
そしてこのイタリアンピッツァは、なんとお通しで出てきます。こんな本格的なピッツァが注文していないのに出てくるとはなんとも嬉しい🍕
ただレシートを見るともちろんお通し代?座席料?として、イタリアでは人数分きちんととられます。この辺は日本の居酒屋システムと少し似ている気がします。
こちらは大好物のロブスターのパスタ。最高に美味しかったです。量も盛りだくさんなので、食べ応えもありました。
そしてこちらはボンゴレビアンコ。私が住んでいるオランダではなかなか海鮮料理が食べれないので、食べれるチャンスがあると絶対に見逃す事はできないのです。もちろんお味も期待通りでした。
すっかりご満悦で、再び夜のDuomoに戻ってきました。←凝りもせず。
やっぱりこの建築物は夜見ても圧巻!!昼間見るより日が落ちて背景が暗いので、精巧さがより際立って見えます。
ここのアーケードの天井も、何度見ても素敵です。
なぜなぜ再びこの場所に戻ってきたのかと言うと、今回のミラノ滞在で絶対に行きたかった場所があったからです。
本当は前回見ることのできなかったレオナルドダビンチの最後の晩餐を見たいと思って臨んだ旅でしたが、今回も同様に既にチケットがsold out。
チケットはオンラインで購入しなければいけないのですが、販売開始の何ヶ月前の時点で既に購入可能のチケットは見当たりません。一説によると旅行会社がチケットを押さえていて、旅行シーズンの時は個人でチケットを買うのが難しいとの事。特にミラノに来る直前でチケットを手に入れるのはほぼ不可能なので、少しお高くても旅行会社で購入する方がいいかもしれません。
最後の晩餐は早々に、私の人生で縁がなかったと思うことに決めて、次に目的にしていた場所はこちら⇩
カンパリ発祥のバー『カンパリーノ』で、大好きなカンパリリキュールで作ったカンパリオレンジを飲むこと、これがミラノでやりたかったことです。
わー、こんだけあると、1本オクレと思わず言ってしまいたくなります。
こちらのバーは1915年に開業です。内装もその時のままだそうで、時代をタイムスリップしたような感覚になります。何といってもバーテンダーが、クラシックなユニフォームでお酒を作ってくれるのが粋ですね。
カウンターにはおつまみも並べてあります。こちらはミラノやその近郊の文化なのか、バールでお酒を購入すると、おつまみは無料で食べれると言うシステムがあります。
何とか何とか念願のカンパリオレンジとカンパリソーダを飲んで、堪能したところでこの旅を終えることができました。
注意としてバーと聞くと夜遅くまで営業してそうなイメージですが、こちらのカンパリーノは確か夜の10時に閉店と早いのご注意ください。
実は前日に10時少し前にトライしたのですが、滑り込み1杯も飲むことを許してもらえませんでした…
オマケ
夜のミラノを堪能して、後ろ髪ひかれながら宿に戻る途中でなんだか見覚えのあるようなキャラクターのファミリーレストラン風な店に遭遇。
ドキンちゃんだ!!と思わずびっくりしてパシャ🤳してしまったのですが、こちらはJolie beeと言うフィリピンで有名なレストランだそうです。
イタリア旅〜コモ湖編〜
フィレンツェを後にして、その次のお目当ての場所はコモ湖。
ここはセレブの別荘などがあったりと高級リゾート地でも有名です🍷
オホホ、ざます~、が聞こえるのを期待しながら、庶民は電車で向かいます。
到着。ミラノから大勢の人がコモ湖を訪れるので電車の中も満員です。
運よく席をゲットできたので、優雅に電車の旅を楽しめました。
そしてとりあえずコモ湖を一望したい!!という事で、
展望台行きのケーブルカー乗り場に到着。
みな考えることは同じなのか?!長蛇の列ができていました・・・
もちろん並ぶ列というのがきちんと用意されているわけではありませんので、幸いぐじゃっとならずに真っすぐに列はできていましたけど、すぐさまその列は道路まではみ出してしまい車のクラクションが鳴ったので、手前の狭い歩道にグニーーーと曲がって並びだしました。なぜこんな人気な観光スポットにジグザグ列を用意できないんだろう・・・と効率の悪さを嘆いてしまいます。
そして頂上に到着してみると。。。
地元の結婚式が行われていました。参列者のカラフルドレスといったら誰が主役かわかりません(笑) でもここに自分に似合った格好でオシャレして参列する海外スタイル、私は大好きです。特に結婚式出席ルールがあるわけではなく、本来お祝いとはかたっ苦しいものではなくこういうものなのかも!と思ってしまいます。とにかく華やかでした✨
そして山頂からの眺め!
当然ながらこの巨大湖がコモ湖です(笑)
上から見るとおうちの屋根が赤レンガ色だったことがわかります。コモ湖は写真の右側からまだまだ続きます。
そしてこちらが頂上まで上がってきたケーブルカーです。結構急斜面を走っていたのですね。
そして山からの景色を見終えた後は、コモ湖クルーズにトライ。
どうやらこのコモ湖は思ってた以上にとても大きいようで、今回は1番短い2時間位のクルーズをチョイス。
この壮大な景色と新鮮な空気を吸うと、気分がリフレッシュされます。
湖のほとりに大きな別荘が並んでいたりして、もしかしてここがセレブたちが滞在する別荘なのでは?!と妄想を膨らませていました。
この日は朝食を食べ過ぎて、昼食は軽くすませたいな〜とブラブラお店を散策。
本場のイタリア料理は勿論美味しいのですが、なにせ量が多かったりするので何かつまめるちょこっとした料理があったらいいなと思っていたところ、まさかのグットタイミングでデリカテッセンのレストランVisiniを発見!
このオレンジのドリンクはイタリアで有名な、Aperol Spritzです。オレンジの少し甘みのするカクテルです。この綺麗なオレンジ色のドリンクが出てきたとき、毎度のことながらテンションが上がります。
やっぱりドリンクは天気の良いテラス席でいただくとより美味しく感じます。
ドリンクのお供として、チーズのお食事ケーキ。食べた感じフワッとしてて軽いのですが、チーズはチーズ。しっかりお腹にたまります。
もう一品は、焼きナスにオリーブオイルとソルト& ハーブがかかったお料理をチョイス。見た目とてもシンプルなのですが、ナスの焼き加減が絶妙。また美味しいイタリアのオリーブオイルとソルトのコンビネーションが茄子の甘さを際立てています(◞ꈍ∇ꈍ)◞⋆*
本当はもっとComo見学したかったのですが、この日はミラノの宿泊なので、戻りの電車が混む前にこの街を退散。
どこにいってもがイタリア観光スポットは観光客が多いので少し人疲れがしだしたら、ミラノ近郊で自然一杯のゆっくりできるComoに癒されに来るのもいいかもしれないですね。
Wereld haven dagen (world port days)
9月のロッテルダムの大きなイベントの一つ、『ワールド・ポート・デイズ』です。
ヨーロッパでも最大の港と言われているロッテルダム港。コンテナーの取り扱い数では世界第11位だそうです。
このイベントは、ロッテルダム港で日々共に働いている様々な会社や団体が一団となって開催しています。海のチームワークを紹介する日となっています。
今年開催された 9月4〜6日の来場数は、345,000人でした。決して人口の多くないオランダでこの数字は、とても好評だった証です。Wereld haven dagenは毎年開催される人気のイベントです!!
(と、偉そうに紹介してみたものの、私も実際イベントに足を運んでみたのは去年と今年の2回のみです… (๑°艸°๑) )
とりあえずこの三日間はロッテルダムの街がざわざわしだしたので、私もなんとなくつられてロッテルダムを流れるマース川沿いに歩いてみました。
コンテナークレーンです。カラフルな色合いがとても可愛いです。おそらくイベント使用?なのでしょうか。
イベント当日は食べ物の屋台などが出ていて、もちろんオランダ名物、フリッツにタラのフライ(ケベリング)も出店していました。
警察ブースを発見!!
しかしなぜ警察がこのイベントにいるのかと言うと、海上安全や通関などの関連業務の紹介で、イベントに参加していました。
この日ばかりは市民と警察の距離もとても近く、みんな興味津々に警察官の話を聞いていました。
そうだとしても、どう見てもこの写真は警察官に取り締まりを受けている市民の図にしか私には見えません。日ごろ目にしている光景からくる先入観の影響とは、全くすごいものです。
そしてディスプレイのパトカーを発見!! もちろんパトカーはいつの時代も憧れの的。
皆ここぞとばかりにパトカーの前で記念撮影。通常街中のパトカーを無断で写真にとったりするのは問題になりかねないのでなんとなく避けてきたのですが、この日ばかりは堂々と写真に収めることができました✨エッヘン。
とはいえ、ビビリが出てしまい気持ち遠めで撮影…
写真の中にある川がロッテルダムを流れるマース川です。
この水上で、水のイベントが色々と開催されました。ヘリコプター🚁もショーに参加したりと、普段近くで見れない乗り物が登場して迫力満点でした。
ヨーロッパの高速道路で時々見るこのトラックの形状は、コンパクトに畳まれた姿。
このトラックは通常後ろにコンテナを積んで、私たちが想像するトラックの形で運転されています。ただコンテナを他のトラックに積み渡した後、このように短い形で戻って行きます。
なんとも頭でっかちなこのトラックが結構なスピードで走っていると、前に転ばないかな、大丈夫かな、と子を心配する親の様な気持ちにさせられます。
驚くべきことにこちらのカフェも仮設。
いつもこの場所はガランとした広場となっていて、この写真では隠れて見えませんが中央に噴水があり、とても閑散としています。
あまりにいつもと違う景色に、思わず写真に収めてしまいました。
水辺の景色はいつも外人に人気ですが、この日は見たこともないほどの人で混雑していました。
イベント自体は、港や船に特に興味がない人はさほど面白いとは言い難いですが、とは言え盛り上がっている雰囲気はやはり楽しいです。また出店などもあるので、何かつまみながらぶらぶら散歩するのもこのイベントの楽しみ方なのかもしれません。
またこの日の夜は花火も上がり、終わりゆくヨーロッパの夏をもう少しだけ楽しむことができました。たまや〜🎆
イタリア旅〜フレンツェ編〜
これまた少し前の話になるのですが…
ヨーロッパでせ5月末にキリスト昇天祭というお休みがあるのですが、無宗教に近い仏教の私もその連休を利用してイタリアに旅行してきました。
まずはミラノに到着し、翌日フレンツェで一泊するという行程。
ミラノもフレンツェも2回目なのですが、今回の目玉は前回不発におわった『美味しい』ビステッカ(フレンツェのTボーンステーキ)を食べること!!
後、ミケランジェロの『ダビデ像』を拝見することです。
ミラノからフレンツェに電車で移動。当日券で行くと往復で1万4千円くらいでした。
ヨーロッパは交通費も美術館も前もって購入すればとても安く、半額くらいは変わってきます。日本のようにラストミニュッツで値段が安くなっていく制度はほぼありませんので、自分の事を棚に上げていうのもどうかと思いますが、早めの旅プランをお勧めします!
フレンツェ駅到着。
世界各地から観光客が訪れているのをいきなり肌で感じれます。
駅を出てすぐの景色。
そして観光客の多い道をひたすら道なりに歩いていくと…
『ビーナスの誕生』などの絵画があるウフィツィ美術館に辿り着きます。
こちらは前回フレンツェを訪問した時に見たので、今回は中には入りませんでした。しかしこの前の道へ、人・人・人…
今回の宿はこの人で溢れかえるウフィツィ美術館のすぐ側にしました。
宿までたどり着くまで大変だったぁ。
ウフィツィ美術館のそのすぐそばにレプリカダビデ像がいます。
十分大きいので、本物にも目劣りしないのでは?!と思えてきます。
こちは『ponte vecchio』。1回目に訪問した時はとても感動しました。2回目でもやっぱり無二の橋なので素敵だなぁと思います。
※日本にいた時に憧れのイタリアンレストランでポンテベッキオという名前のところがあり、結局は行けずじまいだった気がしますが、実在する橋という事をその後知って感動したというかなり個人的なエピソードも感動の要因の一つであります (•'-'•)و✧
ポンテベッキオ橋の風景。貴金属の装飾品店が連なっています。
何年経っても変わらないなぁ〜
でも前回の訪問から10年ちょっと経った今、閉店している老舗も多かったように思います。
現在のこの橋の再建が行われたのが1345年だそうです。貴金属店が並ぶ前はお肉屋が営業してたとも?!
ポンテベッキオの真ん中からの景色。
太陽が煌々と照っていました…めちゃくちゃ暑かった…
こちらはチラっと入った教会。イタリアンテイストの教会はこんな感じです。
そしてフィレンツェのduomo。
評判通りいつ見ても圧巻です。この建築デザインはなかなか他では見られない!!
この景色を真下から見られる、ザ・観光地のカフェテラスで暑さに力尽きて休憩〜
イタリアのリキュールAperolを使ったカクテル。いちごなど色々フルーツが入っていて、とっても美味しかったです♪
夕飯前に心地良いほろ酔い。
そして幸運を呼ぶイノシシに遭遇!
先日偶然見た日本の旅番組で紹介されたいたところだ!!あまりにひっそりした場所にあって見逃すところでした。今年日本は亥年という事なので(実は今、思い出しました)、景気付けにお鼻をなでなでさせてもらいました。
そして〜宿からすぐ近くに、評判の良いビステッカのあるレストランがありました。ラッキー!
前菜、超本番の生ハムメロン。メロンの甘さが半端なくて、生ハムも塩っけ一杯。めっちゃくっちゃ美味しかったです。食べ応えも十分。
待ってました〜
これがしつこいほど連呼しているビステッカ。
焼き具合は血もしたたるレアです!
お店の人、イチオシ赤ワイン。お値段お手頃で、美味しかったです。
そしてトリノ発祥のイタリアチョコラティエ、『Venchi』
暑い日でチョコを頂く気分になれず、アイスを食べました。イタリアンジェラートで凄く美味しい♪
特にダークチョコレート味は濃厚なビターで他ではなかなか食べれない味です。
チョコとマンゴーをチョイスしました。マンゴーも濃厚で美味しい!!Venchiのチョコを載せてくれます ₊◝(●⁰⃚⃙̴ꇴ⁰⃚⃙̴●)◜
宿までの帰り道の地面に描かれたモナリザ画。
ストリートアーティストの作品なので写真を撮ったりする場合はエチケットとして、お心付けのお金を幾らか渡すのがスマートかと思います。
1733年創業の老舗カフェの『Gilli』。記念に中でお茶でもしたかったのですが、すでに食後のエスプレッソは飲んでしまったので、断念。
お菓子屋さんのディスプレイもクラシックな高級感があって素敵ですね。
インスタ映えのする色合い!!こういうのバエル〜!!って言うんですよね??
夜のDomoも素敵❤︎
そして翌日はいよいよお目当てのダビデ像へ!!
ダビデ像がいる『アカデミア美術館』。
連休中のイタリアで、前売り券は直近では売り切ればかりでなかなか手に入らないので、朝イチで並び当日券を狙います。
チケット当日券売り場を調べず1時間前に現地に到着するとさすがに誰もおらず、返ってどこで待ったらいいのか分からずブラブラしていて、気がついた時には3番目になってしまいました…(´-ε-`;)
そして開館してすぐ入ることができ…
やった〜!!誰もいない!!(←実はお一方、前にいましたけど…)
実物のダビデ像は思ったよりも大きい!ウフィツィ美術館近くにあったレプリカよりも大きくてオーラーがありました✨
素晴らしい肉体美!
この他にもミケランジェロの作品は何点かありました。
そして別室で一番人気のミケランジェロ以外の作品がコチラ。こちらは彫刻ではなく、型に石膏を流し込む石膏像です。
そして楽器も展示されていました。
この名前、どっかで聞いたことある?!あ、バイオリンの世界最高峰の『ストラディバリウス』ではないですか!!
こちらはメディチ家の紋章入り🔱
これもストラディバリウスですよ〜初めて見た!けど、正直この凄さがわからないという悲しさ…
この他にも一杯彫刻が一堂に展示されているお部屋がありまして、その中で個人的に凄く気に入った作品
↓
お姉ちゃんが弟のお人形?!(なんか人形というより婦人の彫刻に見えるのですが…)を『貸して〜』と言って、それを『ダメ』と取り上げられないように阻止している図。いつの時代も兄弟とはこんなもの(笑)
勝手な妄想ですので、各自で解釈してください。
そして思いのほか美術館を堪能してしまい、ランチ時間。
美術館の近所のカフェで軽食。
イタリアのクロワッサンは中にジャム、チョコレート、カスタード入りのが主流。こちらはイタリア発祥のヌテラが入っているクロワッサン🥐
それにドリンクは勿論カプチーノ。イタリアのカプチーノは泡が細かくって本当に美味しいです。外れがほぼないくらいどこもフォーム作りは鍛錬されています。
そうしてフィレンツェ の旅は終了〜
満喫満喫♪
新体験~トラムディナー~
2018年の6月からスタートした新しいアトラクション、ロッテルダムのトラムディナー『RotterTram』。
街中でこのトラムが走っているのを最初に見たときから、ずっと行きたかったのですがようやくようやく行動に移すことができました!(なんでこんなに実現するまでに時間がかかったのか自分でも謎だったのですが、そこはまぁまぁ)
一応建前として私のバースデーディナーという事で、ネットで予約してお支払いまで終了させて準備完了✨すごく簡単に手続きできました。
このレトロトラムが街中を2時間半かけて色々と回ってくれます。
オランダの川マースを走る遊覧船『spido』目の前のトラム駅から出発します。
ディナーは6時半からスタートなのでその少し前から搭乗開始です。お支払いが完了したら予約済みで確認メールが届くので、それを乗り込む前に見せるとなんともフレンドリーで感じのいい係員が席を案内してくれます。
中は本来のトラムとは違い、モダンな雰囲気でオシャレに改装されています。
トラムで飲み物飲んでいたら予想不可能な急ブレーキがかかった時に、赤ワイン(←中でもこぼれたらヤヤコシイお酒)がお洋服についちゃったらどうするのさ~と疑問だったのですが、なるほど・なるほど、テーブルはこうなっているのですね。これなら安心です。
こちら天井の様子。照明もオシャレだし、天井に施されているアートもロッテルダム(???)の地図になっていて気分を盛り上げてくれます。
この時ばかりは思わず大きな声で「We love Rotterdam!!」と言ってしまいそうになります。
そしてトラムも動き出し、徐々にディナースタートです。
こちらのディナーは4品のコース+飲み放題で€80/一人です。(1万円ほどでしょうか)
そしてシャンパンが出てきた?!と思ったらもちろんcavaです!よく冷えていておいしかったです。ちなみに飲み終わったらお代わりもできます♪
まず一品目。缶詰を容器に見立てたツナとキヌアのサラダ。揚げ海苔チップスも入っていました(笑) 和洋オーガニック料理?!なんか雰囲気に惑わされている感じもしますが、とりあえずオシャレ。
そして2品目。ラザニアです。美味しかった記憶はあるのですが、中に何が入っていてどんなソースだったのが残念ながら忘れてしまいました・・・グルメレポーター失格です。スマセン。。。
そしてなんとあるまじき失態なのですが、まさかの3品目のメイン料理を写真に写し忘れました。お肉料理だったのですが、写真にとる前に必死に食べちゃうほど美味しかったということでお許しくださ~い📣
そしてトラムはというとグルグルと街中を回って、まさかの再び出発地点の近くに戻ってきました!!!通常のトラムが走っている同じ線路上を走行します。
ロッテルダムの街中を歩いている人や車の人たちの視線を一身に受け、いいだろーーいいだろーー(´▽`)と子供の頃のような単純な優越感に浸れました。
そしていよいよロッテルダムのシンボル『エラスムス橋』を渡ります。
自転車のおじいさん、頑張れぇぇ~
と、優雅に車内でスパークリングワインを飲みながら僭越ながら応援。
そしてエラスムス橋を渡ってロッテルダムの南側にやってくると、地元サッカーチーム フェイエーノールド (Feijenoord)のスタジアムが見えてきます。
そしてその少し先でUターン。
こちらもロッテルダムのシンボル『ユーロマスト』です。この中のレストランも絶景です。このユーロマストではバンジージャンプ(??)もどきのスリリングなアトラクションもあります。
ロッテルダムは基本新しい建物が多くとても近代的な街なのですが、戦争でドイツ軍の攻撃を受け街が大きな被害をうけてしまったという悲しい歴史があります。
ただロッテルダムでも古い街並みや建物が残っているDelfshavenという歴史地区があります。
そしてこの風車はそのエリアに残っているものです。
冷静にみるとすぐそばには住宅地が続いているという、すごい光景です(笑)
そしてこちらがその歴史的地区のDelfshavenの中心地です。
確かにロッテルダムの街中ではなかなかここまでレトロな風景は見られません。
そしてロッテルダムの観光名所をめぐりながら、こちらも有名な観光名所『キュービックハウス』です。
このおもちゃのブロックのようなのは居住地で、本当に中に住んでいる人がいます。ブロックの居住地が集まって集合住宅のようになっているのですが、その中の一つだけ有料でお部屋の中を見学できるところがあります。
そしてトラムの旅も終盤。デザートがでてきました。赤ワインやら白ワインやら飲みまくって、お腹も一杯になってきていたのでアイスとフルーツの組み合わせは有難い(人''▽`)
そして始発の場所に戻ってきて、終了~。お料理はお値段の割に正直まぁまぁといってところですが、でも2時間半のトラムの旅と飲み放題の入ってこの価格は結構いいかも!です。
8年も住んでいるこの街をこんな形でお食事しながら巡るのは感慨深いものがありました。よい経験になりました。
南仏〜ニース編〜
南仏旅行編、最後の投稿は今回滞在拠点にしたニースです。
ニースと聞いて私の中で思いつくのが何故か単語のCôte d'Azur。それを聞くだけで個人的に『青い空、青い海』というイメージが目の前に広がるのですが、確かによくよくこの単語を直訳してみると、青(Azure)の隣(Côte)?!という解釈をしてみたのですが、果たして合っているのでしょうか・・・
そんな雑談はいいとして、では本題に~
まずニース中央駅から市内に歩いていきます。
ニースにもゴシック建築のノートルダム寺院が。現在パリのノートルダム大聖堂は焼失してしまったのですが、さすがノートルダム!なんとなく雰囲気がよく似ています。
それにしてもフランスの女性はオシャレです。赤のワンピースに黒の革ジャケット、そして白のスニーカー、とてもお似合いです。←ピーコさん、はたまたゴン小西さん風に。
ニース駅から海岸の方に歩いてくると、広場が出てきました。
この後ろ側にも広場は続いています。夜はライトアップされていて綺麗でした。
音楽が聴けるワインバーのイラスト。イラストを見るだけで言葉が無くてもなにのお店なのか伝わってくるって、正にこの事ですね。
そしてニースのオペラ座に到着。
正面から見ると、上の部分なんてパリのオペラ座と何となく似ている部分があります。19世紀後半に建築されたようです。
オールディーズを思い出させてくれるこちらの建物は、お菓子屋の看板が掲げられていました。こういう古い雰囲気ある外観のお店は、時にして中はリフォームしては現代では他の売店だったりすることも多々あるのですが、こちらのお店は今もお菓子屋さんとしてオリジナルのHenri Auer名で商売を守り抜いていました。
そしてオペラ座の前の古い趣のある通りを歩いてると、その隣の大通りの先には海辺の光景が広がっていました。
Plage beau rivage です。ちょうどサンセット辺りだったのかこんなロマンティックなお空の色でした。まだまだ5月のヨーロッパは肌寒く海に入れる気温ではなかったですが、もうすぐここでも海水浴の人で一杯になるんでしょうねぇぇ。
そして夕飯。暴飲暴食を繰り返していて、旅の終盤はさすがにお腹空いてない…ので、何かつまめて軽く食べられるものを、と求めてたどり着いたところがタパスバー。
フランスはディナー時間が遅いというのもあり、早めの夕飯だとさほど混んでなかったりするのですが、お客さんゼロは怖すぎる!!
でもそんなお店に入ってしまいました。家具屋みたいなインテリアでしたが、雰囲気ありました。
溶かしチーズにインゲン豆のフライ(郷土料理?!)、そしてチキンウイングのBBQソース。
これが結構美味しかったのです。なぜお客さんイナイの?!
そして翌日はアート巡り。
まずめざすはシャガール美術館!
高台のところにあるとは知らず、街歩き感覚でスタート。
坂の中腹から、かつてお金持ちのご静養地ビラでした、と言わんばかりの建物が続きます。
この案内板もビラやレジデンスの名前が書いてあります。
噂のレジデンスはこんな感じ!!まだまだ立派な建物が一杯ありました。
そしてせっせと坂を登るとようやくようやくシャガール美術館が!徒歩だと意外と遠くて、途中心が折れそうになりました…
この色合い!シャガール間違いなしです。
あと、この不思議テイストの感じも!!シャガール感満載(笑)
あれ?こんな茶系の絵も描いていたのですね🤔
これは庭園の中にあるモザイクタイルの作品『天地創造』
コンサートホールのようなこのお部屋。なんと舞台がありグランドピアノが置いてありました。
そしてこのシャガールデザインのスタンドグラス!!光が差し込むとこんなステキな事に✨
こんなとこで生演奏が聴けたら最高ですよね〜
シャガールは長生きした画家でなんと97歳の人生だったようです!👏
そしてもう1人南仏画家といえば、『マティス』がいます。
ということで、まだ更に高台にあるマティス美術館を目指します。
・・・(;'∀') さすがにもう徒歩では厳しいのでバスに乗ろうとしましたが、なにせ時刻表の時間通りには来ず、本数が少ないこともあり30分近く待ってしまいましたがここでバス待つことにもギブアップ・・・結局重い腰をあげ再び歩き始めました(;'∀')
もう少しで美術館というところで、こ~んな高級ホテルが!!!
ホテルのカフェで一休みしたい衝動を抑えつつ、ゴールまであと少し!!!
はい、とうちゃーーーく。
ハワイアンキルトを思い起こさせるマチスデザインでお出迎えしてくれました。
こちらはマチスの作品ではないですが、なんか『書』『和』を彷彿させるこれまたステキな現代アートもありましたよ。
で、またまたマチスの作品。ペイントだけでなく造形や彫刻などもするマルチアーティストなんですね。
なんかこの絵画、その昔アムステルダムでマチス特別展としてやっていた時に見たような…
切り絵の様な何とも言えない魅力を感じます。
ピカソでもこの手のデッサン見た気がする!!この辺の年代の画家は一度は描くタッチなのか?!
マティスのデザインしたステンドグラス。マティスらしさも出ていて、モダンでシンプルなのですがブルーと黄色の色合いが調和していて素敵ですね。
一筆書きで描けそうなこの絵も、絶妙なバランスが要されます。こんなのが簡単に描けたらオッシャレぃですよね。
そして山頂に位置するマティス美術館を出て、帰りこそはバスに乗るぞ!と意気込んでいましたが、これまた全然時間通りに来ない・・・どうもループバスらしく、坂下と坂上をグルグル回っているみたいです。
待っている間に人がどんどん増えてきたので、歩いて降りることに。帰りは下りだし、楽勝と信じて・・・
フレンチ様式の建物を横目にテンションあげていきます。
見よ、この整った一本道!どこを撮っても絵になります。
そうしてようやく丘を下りきりました。途中、待ちに待っていたのバスが爽快に通り去りましたが、私はといえばこれまた停留所と停留所の間を歩いているという間の悪さ。。。
棒になった足を酷使しながら、なんとなくそのまま街中を散策。
シアターのポスターが素敵すぎます!!!夢がある!でも、現実になったらちょっと怖い・・・
そうしてお昼もだいぶん過ぎようとしている時間になってしまいましたが、ここで地元料理を食べることに。
B級グルメ風の門構え。郷土料理のsocca。おそらくガイドブックにもばっちり載っているような有名店。
お酒の注文のみ店内でして、お食事の注文はこの向かいにある行列をなしているところで買います。
ちなみにsocca(ソッカ)というのはひよこ豆でできていてお焼きみたいな感じです。右奥・手前のぐちゃぐちゃふうに見えるお料理・・・(笑)
そっかぁ~
わかってますが絶対ソッカを注文したら一度は言いたくなる古典ダジャレ。
そして、またまたここに出てきました~
昼間の地中海の青さ具合をチェックと!
“プロムナード デ ザングレ” (Promenade des Anglais)イギリス人の遊歩道
この景色、可愛くて思わず撮ってしまいました。
もしかしたら若者も混ざっているかもしれませんが、基本ご老人たちでした。
お天気もよく、本当にサイコーーーでした!!!
アズールやらリビエラやらプロムナードなどなど、南仏はイメージ通りで期待を裏切りません。あ、この南仏の旅で危うくスリに遭いかけたのもこれまたオキマリ?!