Hakitoの怠け者生活

海外生活 なんとなく過ごす日々の中での発見

真剣勝負とそれにかける情熱 お笑い編

12月2日の本日はMー1グランプリでしたね。関西出身の私にとって『お笑い』は生活の中で大切なものの一つ。笑うことも大好きですし、なんなら笑わせることも大好きです。でもお笑いという事を職業にして、大きな舞台で観客を笑わせることって本当に大変なことだと思います。海外にいると時々孤独になったりするので日本のお笑い番組に助けれらる事が多々あり、もしかするとこれが本来のお笑いの『醍醐味』なのかもしれません。

このMー1という番組は昔から見たり見なかったりでしたが、ここ最近になって毎年楽しみに見るようになりました。番組では各コンビが自分達の一番気合の入ったネタを披露してくれるハズレのない漫才が見れるというのも楽しみな一つですが、でもやっぱりこの大舞台の裏側の各コンビのお笑いにかける思い血の滲むような努力に魅了されて番組ファンになったというのが大きな理由です。Mー1はコンビ結成15年までのお笑い芸人がチャレンジできる夢の大舞台なのですが、すでにTVでよく目にするベテラン芸人も日常の仕事をこなしつつ1年間かけて練習をしながらこの賞レースにエントリーしています。

どの世界でも真剣勝負があるというのは素晴らしいと思います。幸か不幸か、最近の私はぬるま湯な環境に浸かりすぎていて、勝負というのも挑戦しなくてもいい状況にいます。しかしこういう刺激的なものを見た後には、自分もまだまだ頑張らないと!と毎回勇気をもらいます。ありがとう、お笑い芸人の皆さん!

 

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外国お笑いテイスト?!

Delft焼き 絵付け体験

本日Royal Delftの『絵付け体験』に在蘭7年目で初めて行ってきました!4年ほど前に一度こちらのDelft焼きミュージアム&工房に併設しているカフェでHigh Teaをした事があったのですが、ミュージアムには入った事がなくその後も訪れる機会がなく今まで月日が過ぎてしまいました。現在日本人のお友達がこちらでガイドの仕事をしていて、今回絵付け体験の企画をしてくれたので参加して来ました。

 

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DelftはRotterdam中央駅から10分です。

 

Delft駅は3年前に場所を少し移動し、新しい建物内に変わりました。

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駅の天井には昔のDelftの地図が描かれています。

 

駅からRoyal Delftまでは徒歩15分ほどです。

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なぜか駅でて早々に逆方向に歩いてしまい、その後もまさかこっち?!と思う道がことごとく正解というなんとも不思議な道順で、駅から迷いながらなんとか辿り着きました。気がついたら25分くらいかかっていました!!!ふぅ。

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可愛いDelft柄の車が入り口に停まっています。

 

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クリスマス間近という事で、ミュージアム館内やお土産屋のディスプレイもクリスマスヴァージョン。素敵でした。

 

まずミュージアム館内を友人のガイドで見学しました。

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現在Royal Delftの公式絵付け師はたった15人だそうです。そう説明を受けた直後、今日ここで絵付けされてたこのお方が眩いくらいすごい人に思えました。

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1919年からオランダ皇室御用達です。

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ジャジャーーーン、これはすごい作品!オランダ画家レンブランドの『夜警』をデルフトタイルで作成したそうです。実際の絵画と同じ大きさだそうです。

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建築デルフト焼きの中庭

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何気に私のデルフト焼きで一番のお気に入りは、『子供の遊び』というシリーズ。このシュールさが、たまりません!!

 

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そしていよいよ絵付け体験へ。

絵付けできるものは、タイル・お皿・一輪挿しの3種類です。私はタイルをチョイス。

絵付け柄はお薦めサンプル画から選ぶもよし、自分で決めたデザインを下書きしてもよし!

絵付けを教えてくれる親切なスタッフの方に、励まされ(+少々手直ししてもらい)ながらなんとか完成。

 

この釜焼き作業をしてもらい、作品出来上がりは2週間後です。どんな作品が出来上がるか楽しみです♪

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最後に工房を案内してもらい、作業現場を見ることもできて今日の全行程終了となりました。

 

ん?!なんとなく今日11月30日に絵付け体験したのですが、出来上がりは偶然にもクリスマス付近?!今年のクリスマスプレゼントは自分で自分へ作成するという狙ってもないオチとなりました。

中南米の視点から見たオランダ人

今晩もラーメンナイトをしてしまいました。こんなにラーメンを毎週のように食べる事は日本でも滅多にない事なのですが、今日は私の数少ない外人の友人(通称Jess)と久々に夕飯を食べに行きました。彼女から「ラーメンが食べたい!」とリクエストがあったので、「先週も食べたから今日はラーメンの気分じゃない」と他の店を指定したのにも関わらずラーメン推しでその情熱に負けました。元々Jessはラーメンという食べ物すら知らなかったのですが、2、3年ほど前に香港人(?)オーナーがロッテルダムで初めてまともなラーメン屋『檜』というお店をオープンしてくれたので、Jessを連れて行ったのがきっかけとなり、それからラーメンが好きになったようです。実は今日の今日まで、そんなに好きだったという事を全く知りませんでしたが・・・

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さて友人のJessは中南米のエクアドル出身で、オランダ人の旦那さんがいます。なぜか彼女は私のロッテルダムで初めてできた友人です。これまたどういう経緯で?!って話ですが(笑)

どこの国でも同じだと思いますが、外国から来た人達はオランダと自国のルール、国民性、文化の違いなどに戸惑い、時に不満に感じたり、私たちの国ではこうだったなどと『やや自国を美化した思い出』を引きずりながら、仲良くなったりする事が出来るのです。

Jessは今年初めに6、7年働いた会社を、社長のパワハラが原因で辞めました。それから精神的に追い込められ、人間不信になったり、ヨガやキックボクシングなどのスポーツをしたり、カウンセリングに行きながら最近になってようやく何事にも頑張り屋でポジティブな彼女が戻ってきました。ここでラテンアメリカ人のJessから見たオランダ人について少し紹介したいと思います。

 

*自分の事以外は特に関心がないため、他人との繋がりを持とうとしない。

*職場の人は友達ではなく、職場以外でお茶すらする事はほぼない。

*職場では、同僚といえども仕事を教えあったりするケースはあまりない。従って自分でなんとか習得する事が、働く上で必要となる。仕事を教えてしまうと今後自分の仕事のポジションを奪われかねないので、要注意。

 

などと、なかなか面白い意見が出てきました。ただ彼女も『オランダ人は決して悪い人達ではない』と言っていました。

彼女が自分自身の仕事の経験を振り返って出した答えは、職場の人は職場の人で割り切る事だそうです。彼女の場合、同じ部署で働く同僚達を家族の様に思っていたし、会社に貢献しようと自分の仕事を一生懸命に思っていたにも関わらず、結果として独りよがりだという事が判明し、挙げ句の果てに社長に罵られ、弱っている彼女を気にかける同僚も皆無で、最後には心が折れ健康状態まで悪くなってしまったようです。

カウンセリングを受けて対策方法も見つけ、オランダ人との付き合い方がわかったようで、今後は大丈夫!と言っていました。

いい意味でも悪い意味でも、オランダ人は時に冷静な判断を下します。他人がどう思おうが自分がいいと思えば気にする事もないし、言い合いになったとしても翌日には割とけろっとしている傾向があります。意見が食い違って相手の意見に合わせる事はしないにしても、違ったその意見もその人の考えとして受け入れます。

しかしながら自分が困った時に周囲に誰も助けてくれる人がいない事もあり得るため、いかなる時も自分を信じて自分に責任を持って行動する事が大切な気がします。子供がいる親も自分が老いた時に子供を当てにする事はなく自ら老人ホームに入ったり、子供も親を老人ホームに入れたりするのは普通のことのようです。

こう見てみると、とても自立した国民ですね。

 

オランダ人のお友達0人説

こんなに長い間オランダにいますが、この国で生粋のオランダ人のお友達(親が他国の人で、子供はオランダ育ちの人は除く)を作るのは本当に困難です。少し個人的な見解もありますが、他の国の人と比べてオランダ人はそんなに新しい友達を必要としていないように思います。それを言えば、日本に住む日本人も同じかも知れませんね。自国で生活している人は、仕事で日々忙しかったり、休みは仕事後は家族や昔からの知り合いなどで過ごしたりできるので、あえて新しい友達を作ろうという気力もないかもしれません。

しかしながらオランダ人の友人関係を見てみると、割に幼少期一緒に過ごした幼馴染や学生時代からの友人と、長く深く付き合っているように思います。仕事場の同僚と遊んだり、というのもあまり聞いた事がありません。仕事の同僚は友達ではなく、あくまで仕事場だけの関係と、しっかり関係性に線引きしているように見えます。私は無職なので仕事場の詳しい実態は語れませんが、でも習い事という場でも同じように思います。

実際自分の生活を例にしてみて、唯一現地の人と関わるのが習い事やスポーツくらいなのですが、例え顔見知りになって毎回話もする仲になったとしても、連絡交換などする事は用事がない人以外ないです。

でもオランダ人は、割とフレンドリーな方だと思います。かつて、このフレンドリーな態度に惑わされて『友達』になれるのではないかという淡い期待を抱いた時期もありましたが、ちゃんとその辺はしっかり線引きされてます(笑)オランダ人となかなか『一歩踏み込んだ関係』になるは、ハイレベルです。

どこまでは友達と言えるのか人それぞれで違うと思いますが、私はもしかしたらオランダ人のお友達はいないと言えるかもしれません。しかも今後もできる気がしないです。でもそんなさっぱりしたオランダ人の性質も、長い間現地に住んでようやく理解する事が出来るようになった今日この頃です。

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ジムでランニング

ランニング。。。昔から大嫌いな事の一つです。短距離は大好きだったのですが、長距離は大の苦手。冬になるとなぜか体育に『長距離走』という項目が始まるのを、この時期になると思い出します。大学生になって一番級に嬉しかったことは、これで人生で長距離を走らなくてもいいという事。大人になると競争をせず無理のないペースでマラソンができる環境になるのですが、恐らく私はランニングが嫌いな原因として『本能的に持ち合わせている負けず嫌い』だと思います。学生時代は長距離が得意ではないくせに上位に入りたい一心で走る、大人になってからはペースを落としたくない(といえ、元々結構スローペースで笑えるますが)一心で自分に無理する、これが悪循環して未だ一向にランニングを楽しめません。

今も昔もマラソンランナーやランニングを継続する人にリスペクトの念を抱いてやみません。

香港の時も時々気が向いたらランニングをしてましたが、全然続かなくて走った記憶も数回しかありません。それがオランダに来て『何か苦手な事にチャレンジしてみよう』と思い、それがランニングでした。それから止めたり再び走り始めたりを繰り返し、今日まできました。今では週に1回ランニングする事を一応ルーティンにしているのですが、先月なんて1回しか走りませんでした・・・今月はそれを払拭するために今のところ先週、今週とキープしています。さて来週はどうかな・・・

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こちらが現在ジムで走っているマシーン。オランダの天気は変わりやすいので、外でランニングしていると急に大雨が降ってきたり、なかなか走るタイミングを伺うのが大変。マシーンの上を走っているのは退屈ですが、お天気に左右されない安心感はあります。

 

気がつけば、今走っている距離は去年より1キロ少なくなり年々知らず知らずのうちに自分に言い訳をして、走行距離も徐々に減らしています。でも横で自分よりも年配でと走っているランナーを見ると、自分の怠け根性がほどほど嫌になります。

怠け者の自分に打ち勝つ強い心が欲しいぃぃ。

ただジムに行くと、皆んな己の辛さと戦いながら頑張っているので、とても刺激になります。楽してナイススタイル!は保てないという事ですね。

あとジムに通っていると常連さんとも顔見知りになってきました。そうとはいえ、ただ挨拶するだけの仲なのですが。今日は常連のインド系のおじいさんに久々に再会しました。この方は毎日ジムに来て頑張ってます。

当面の目標は日本に本帰国するまで、ジム通いをする事です。とりあえずどんな怠け者のゴール内容だとしても設定すると頑張れます。

最近のお気に入りグッズ 

物が捨てられず物でごちゃごちゃした我が家・・・シンプルな家に憧れつつ、でも好きな物に囲まれる感じも大好きで、年に何回か断捨離を試みる瞬間もあるのですが、結局のところ捨てられず結局元の位置に戻してしまう、その繰り返しです。

その中の一つに、香港に住んでいた時にあまりの可愛さで購入した『湯たんぽ』があります。今思えば年中割と暖かい香港で、なぜこんな物を買ったのか・・・?恐らく湯たんぽその物に興味があったのではなく、小鳥デザインのニット地が気に入っただけだと思います。

そしてオランダに来て寒さの厳しい冬を体験しても、この湯たんぽが活躍することはなく、7年目が終わろうとしているこの時期についにこの湯たんぽが日の目をみることになりました。

今年も11月末になって急に寒くなり、セントラルヒーティングで家の中が暖かいとはいえ、寝る時に布団の中はとても寒いのです。そんな中、日本のテレフォンショッピングで某会社がお布団の中を温める持ち運び可能なヒーターを紹介しているのを見て、「ほっっしい〜」と思っていても遠方から電話注文するわけもできず、そんな時に偶然目についたのが我が家の『小鳥の湯たんぽ』でした。

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我が家に遊びに来てくれた人ならどこかで一度目にした覚えがあるかも・・・?です。

 

その夜早速湯たんぽに熱湯を入れて布団の中に仕込んでみたのですが、夜寝る時にほんのり暖かくなっているではありませんか!!湯たんぽを今までの人生で一度も使ったことなかったのですが、こうやって使うのですね〜

私は末端冷え性なので夜も布団の中で足が冷えて冷えて辛いのですが、湯たんぽを足に当てるとなんか『足湯』に浸かっている感じ❤️サイコ〜です。まだ使い始めて1週間弱なのですが、このブーム当分続きそうです。

 

クリスマスマーケット Aachen編

ドイツのクリスマスマーケット第2弾!

アーヘンに行って来ました。ドイツのクリスマスマーケットの大半は、今日からスタートしクリスマス以前に終わることが多いので、クリスマスマーケットを存分に楽しみたい方はこれからの土日は頑張ってお出かけが必須です。

ここアーヘンのクリスマスマーケットはオランダに来て2回目の冬にデビューして以来、毎年来ているお気に入りの場所です。我が家の中で一番を誇るクリスマスマーケットです!場所もオランダから国境を越えてすぐと、日帰りで行ける距離です。とはいえ、ロッテルダムからは215キロほどあります・・・やっぱりまぁまぁ遠いですね・・・

本日は生憎の雨模様で、基本クリスマスマーケットは混んでいるので傘など差している人はほとんどいませんので、私もフード付きダウンジャケットで参戦。(でもやっぱり心配で折りたたみ傘の中でも小さな傘を忍ばせておりましたが、出番なし)

 

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いつ見ても気分が上がる市庁舎前のクリスマスマーケットのエントランス。

 

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割とエントランス近くにあるいつものお店で、我慢しきれず早々に本日も『ホットドッグ』をお買い上げ。今日は白ソーセージをチョイスしました。

それと今日は新メニューの『豚と玉ねぎの煮込み』にトライ。美味しかったです〜

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引き続き次の食べ物に行く前に、一旦グリューワインで喉の渇きを落ち着かせて準備万端!

そうそうクリスマスマーケットに行くとあるある的に悩めることの一つが、グリューワインの『コップコレクション』なのです。行く土地土地で、また一箇所のクリスマスマーケットでもお店によってコップのデザインが違ったりする為、ついつい集めてしまいがちです。これは日本帰国前に、処分するか全部持って帰るかで必ず議題に上がるテーマです。またお店のシステムとしては、グリューワインを購入時にコップのデポジットとして金額の三分の一ほど取られています。

我が家も長年の蓄積でコップが増えてしまい、近年ではもうコップ集めはやめる事を頑なに誓ってきました。しかしながらついに今日その誓いを見事に破り、コップを持ち帰ってしまいました。このコップがこちら

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…。

 

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さてこちらは3年ほど前から密かにハマっている『苺ホワイトチョコがけ』。ここの苺は甘くて本当に美味しいのです。子供や若者たちが集中して購入する平均年齢が低めの列に躊躇せず混じって無事ゲットォ。

その後、お決まりのハッシュポテトのアップルソース添え3枚セットを食べて、ここで満腹中枢に達し終了〜。

 

アーヘンに来たら必ず購入する、メロンパンもどきのパンとチーズケーキが売っているMossというパン屋さんがあるのですが、今日は呑気に20時くらいに到着すると、閉店作業中・・・見事お目当てのパンやケーキなど見当たりませんでした。通常土曜日の営業時間は19時までだそうです。

 

消化しきれない残念な思いを抱きつつ有名なお菓子店(Nobis)を物色。ここのお店のクリスマスデコレーションは本当に可愛いです。

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駐車場に戻る前にオシャレなカフェを見つけたので、冷えた体を温めるべく休憩。チャイティーラテをいただきました。

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アーヘンはクリスマスマーケット以外でも、アーヘン大聖堂など観光目的で来ても素敵な街です。特に大聖堂の建物内は本当に素晴らしく、是非アーヘンに立ち寄られた際は中に入られる事をお勧めします。

 

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そしていつも素通しているこの門がなぜか今日は気になって近づいて見てみると、ナント熱湯のミネラル豊富な温泉水が出ていました。新たな発見でした。

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知ってる知ってると思っている土地でも、まだまだ知らない事一杯ですね。