カナリア諸島〜ファナーベビーチ編~
そして三か所目。ついについに待ちに待ったビーチリゾートに到着。
Playa de fanabeというエリアに宿泊。
イギリス人の多いこと、多いこと。
この辺りは大型リゾートホテルがほとんどで、今回泊まった宿はビーチに行かなくても敷地内にプールが2、3か所あり、夜にはイベントもあったりで大いに楽しめます。
既に2019年を迎えているけど、まだまだヨーロッパではクリスマスツリーを出して、クリスマス休暇からの長期休暇気分を楽しんでいます。
リゾートホテルの敷地内の様子。実は日陰の部分はまだまだ肌寒く、アジア人の体感温度だと正直寒イボを立てながら見栄を張りつつリゾート気分を味わう感じ、と言ったところでしょうか。
そして近くのファナーベビーチのサンセット。やっぱり海の景色は最高です。
ビーチの周りは飲食店やお店がいっぱいあり、食べ飲みするところには困りません。
これこれ!この光景を求めて、トロピカルアイランドに来たのです。
季節柄もあるのでしょうが、この時期はそんなに混んでなくて、とは言え、人が少なすぎて寂しいと言うこともなくちょうど盛り上がりも良かったように思います。
もういっちょサンセット。
どんなに夕日好きなんだと思われようとも、このサンセットは絶景です。砂浜に太陽が写っている!! ロマンチック~(笑)
そして、宿から見えた海岸花火。年越しも終わったけれど、この花火は一体何の花火?!
そしてランチ時間過ぎに小腹が減り、ビーチで食べたお魚のフライ。やっぱりサイドには例のカナリアじゃがいもが添えられています(笑)
このビーチリゾート に3泊しましたが、不思議なことに地元のカナリア諸島テネリフェ島の人と遭遇することはない・・・従業員以外・・・浮かれた外人ばっかりでした。そんな不思議な作られた場所でしたが、ヴァカンスで行くととても楽しい場所でした!
カナリア諸島~テイデ山編~
2019年の幕開け。ヨーロッパも元旦だけはどこも閉まっているので、この日は街を離れ自然を堪能することに。
カナリア諸島のテネリフェ島で有名な火山『teide』山の近くの宿に1泊。
お天気がとても良く、だけど暑すぎないという最高の条件でした。
こーんな自然一杯のお宿です。
普段見ることがないサボテンの木も、普通に感じてきました。周りはなにもないマイナスイオンたっぷりの場所です。
こんなところでゆっくりしたら最高なんだろうな~と思いつつ、でもそんな余裕はない!とりあえずお目当てのテイデ山に行かねば!!!
山道をドライブして、途中小さな集落を通過して、ついにテイデ国立公園に到着。
壮大な景色。
もちろん未知の地ですが月面に降り立ったような気分。
テイデ山の山頂はロープウェイで上がります。本当はロープウェイで行ってみたかったけど、元旦はさすがに営業やってないだろうと勝手な判断をして諦めてしまい、後で元旦も休まず営業していたことを知り、気分はチーーーーーン。
この世のものとは思えない光景。まさかの一話も観たことないですが、スターウォーズの世界?!(妄想がすぎる!!)
岩がゴロゴロ。
あれ?こっちがテイデ山の山頂だったかな?
こんな緑の巨大石が!!自然の着色。
本当は私もあの先っぽで座って見たかったのですが、命が惜しくて危険にチャレンジできませんでした。
そしてサンセット。
いや〜大自然ってまさにこれ!っていう景色でした。
ここはおススメです!
番外編: テネリフェで見た可愛い植物たちをご紹介。
丸っこいクッションみたいだけど、座るととてつもなく痛い事、間違いなし。
なんだか和装に合いそうな髪飾りに見えるのは、想像力の高い私だけ?!
年越し〜サンタクルス編〜
さて12月31日の大晦日。ヨーロッパの年越しのディナーは予約は必須です。
大体どのレストランも年越しディナーメニューのみで、カジュアルに食べれるファーストフード店は夕方で閉まってしまいます。
年越しをするレストランをあれやこれや欲を出して迷っているうちに、予約を取り損ねてあわや夕食難民になりそうなところでしたが、何とか地元で評価の高いレストランをギリギリで予約することができました (;'∀')セーフ
今晩はここで年越し決定です。
この日は全部予約のみ。
前菜は、マクロ料理。洋食に少し疲れたところで、やや和食に近い味のお料理は嬉しい。
そしてメイン魚料理。クリームソースだけどしつこくなくとても美味しかったです。
そしてメイン肉料理。お肉はすごく柔らかくてめちゃくちゃおいしかったのですが、さすがにメイン料理の二品目はお腹が満腹で思うように食が進まず…
そしてデザートのりんごのコンポート。ケーキだったらどうしようとドキドキしていましたが、フルーツのコンポートで食べやすく意外とペロリとたいらげる事ができました。
そして食後のコーヒーとともに、チョコレートが出てきました。市販ではなかなか食べられないようなとてもおいしいチョコレートでした。
そしてスペインの年越しディナーはこのように、パーティーグッズが各テーブルに配られています。
年越しのカウントダウンが始まる直前に、お客さんたちは無邪気にセットにかかります。
そしてもう一つのスペインの年越しの特徴は、このマスカット。 10粒が1パックとなっていてカウントダウンに合わせて1つずつ食べていきます。そして年越しのその瞬間にシャンパンで周りのお客さん達と乾杯をしながら、新しい年を祝います。
面白いのが、ディナーが始まった時は全く赤の他人で知らんぷり状態だったもの同士が、年越しの瞬間は笑顔で乾杯し合っているというところです。
カナリア諸島全域なのかサンタクルスのみなのかよくわかりませんが、みんな年越しディナーはかなりの気合が入りまくりで、アカデミー賞ばりのドレスアップでした。男性は蝶ネクタイとかしている人も珍しくなく、女性もロングドレスでキラキラアクセサリーにピンヒール履いてました。これは完全にリサーチ不足でカジュアル服しか用意してこなかった為に、大晦日はフォーマル服とピカピカジュエリーにバックを現地調達すべく走り回りました。
そして年越しディナーを終え、店をでて繁華街の年越しイベントに参加。ライブミュージックや花火なので盛り上がっていました。
これで無事賑やかに新しい年を迎える事ができてホッとしました。
カナリア諸島で年越し〜サンタクルズ編〜
ちょっと・・・古い話になりますが、2018年の年越し(あ、今思えば平成最後の年越し・・・となんでもかんでも平成最後に結びつけていく今日この頃)は、カナリア諸島で迎えました。
というわけで、カナリア諸島の年末年始の旅を綴りたいと思います。
カナリア諸島はスペイン領の島で、アフリカ大陸の北西アフリカ沖にある島です。
したがってスペイン語が公用語です。冬は少し気温が下がりますが、基本常夏の島です✨
テネリフェ島の中心部、サンタクルズ。あいにくこの日は雨の模様でした・・・
そしてスペインといえば、定番のおノボリさんメーニュー。サングリア&スパニッシュオムレツ!夕飯前に小腹が空き、バールで一杯ひっかけました。
そしてお待ちかねの夕食〜
この皮付きおジャガが郷土料理だそうです。最初見たとき、え・・・これ?!と驚愕しましたが、これが結構美味しい。皮の外側に塩味がしっかりついていて、ホクホクジャガイモです。今後カナリア諸島の夕飯で毎度出てくることになろうとはこの時は夢にも思ってませんでしたが・・・笑
特にこの奥にチラッと映っているソース2種類がこれまた美味しい!もちろんこのジャガイモはカナリア産だそうです。
パプリカパウダーがかかったタコ(pulpo)のガルシア風なんたらです。こちらも定番スペイン料理。美味しい〜
デザートに郷土のお菓子をサービスでくれました。いくつ食べてもいいと思いますが、なんとなく日本人的には厚かましくもいっぱい食べる感じは遠慮して、お決まりの「ではお一つ頂きます。」的に。
カナリア諸島にはこんな感じの魂が吹き込まれているような時雨ふう樹木があちらこちらに。
スペインの国旗とカナリア諸島の州旗が掲げられています。
ホテルの近くにあった素敵な公園。ヤシの木がいっぱいで常夏気分。今が12月末ということをすっかり忘れそうなこの景色!!!
サンタクルズの中心部。憩いの場。
旧市街。この日差し!!!暗く辛いヨーロッパの冬にはご褒美モノ!
中心部から少し離れたところにマーケットが。
ムニシパル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・アフリカ・ラ・レコバ市場という正式名所はめっちゃ長いです。地下に鮮魚店がありました。
立派な塔。この周辺はステキな古い街並みになっています。
オシャレなタイルを建物外観で発見!なんて書いてあるのかさっぱりですが、なぜかイギリス兵?!
街中散歩。
サンタクルスのオペラハウス『アウディトリオ・デ・テネリフェ』
すっごく素敵なデザインで魅了されました✨
そしてサンタクルス2日目のまたまたお待ちかねディナータイム。
こんなローカル感満載のお店をホテルの真裏の路地で発見!
カナリア諸島で取れる地元のお魚です。白身がホクホクで美味しかったです。で、サイドに添えてるのはもちろん郷土料理のカナリア諸島産ジャガイモ(笑)
スペインに来る楽しみの一つ『イベリコ豚ハム』脂が存分に乗ってて、本当に美味しいです。欲張ってこのお皿を平らげてしまい、その後に自業自得の胸焼けにあいました・・・
そしてもう一つスペインで外せないのが、シシトウ料理。これは本当に美味しすぎて、お皿山盛り食べてもまだまだ食べれる!!
ワインはカナリア産の地元ワインをチョイス。好みの味で美味しかったです〜
サンタクルスは思いの外、街が栄えていて賑わいのある楽しい街でした。とりあえず何食べても美味しいのがスペイン領の最大の魅力です!!!
フィギュアスケート チャレンジカップ
2月中旬になると海外の領事館や大使館などがあるDen Haagという街の郊外でフィギュアスケート国際大会の『チャレンジカップ杯』が行われます。
こちらの大会で記録したスコアは、残念ながら公式スコアとしては残らないのですが、日本からも有名選手が参戦します!
個人的に今回の注目選手は、女子シニアの紀平梨花選手と樋口新葉選手、男子シニアの山本草太選手、女子アドバンスドノービスの本田紗来選手✨です。
チャレンジカップ会場の外観。この建物の中にはなんと一般人もスケートができる場所のみならず、ロッククライミングなどもあります(笑)
この日も全員大会を見にきているわけではなく、チャレンジカップはどこ吹く風で家族団欒スケートをしにきている人も一杯いました。
オランダではフィギュアスケートの人気はまだまだな様です・・・
しかし私のお目当てはコチラ〜
まず会場に入ると毎回恒例オランダの国旗がお出迎え🇳🇱
この日は女子シニアのフリーでした。いよいよ最終滑走グループ。
ワカバちゃ〜ん!!リカちゃん〜!!頑張れぃぃ。
ちなみに樋口選手が5位、紀平選手が2位スタートです。
樋口新葉選手。昨年のチャレンジカップ優勝者です🥇
紀平梨花選手。ジャンプ、バリバリきまってました!!さすが👏
そして、紀平選手が逆転優勝、樋口選手が3位になりました。見事期待に応えてくれる素晴らしい日本人選手です。
そして日本チームは団体戦(?!)でも優勝しました。ここに写ってるメンバーは今大会の日本人メダリストです。こんなに?!
この日はスケーター達によるちょっとしたゲームがあったのですが、その進行が途中ウダウダになり、大会運営スタッフが選手達に無茶振りしている様子が私の座席から丸見えでした。なんとなくそういうところも、さすがオランダ(笑)
日本ならきっと念入りな進行の打ち合わせをしているはずなので、こんな事にはならない気が・・・
参加予定の日本人選手達自体もゲームのルールを知らされてないのか、よく意図がわかってない様子だったのですが、その状況でスケートリンクに出されそうになってアタフタしていました。しかし、さすがプロ!!リンクに上がるとそんなあたふた感は一切見せずしっかり役目をこなしていて、その姿に本当に感動いたしました。
言葉のわからない異国の地で戦う、才能溢れる若い選手達に刺激と勇気をもらった一日でした。ありがとうぉ〜!!!
ついに、ついに!! ABN Amro 世界テニストーナメント
こんな夢見たいな日が来るなんて思いもしませんでした!!!ついにこの日が・・・!!!
日本人テニスプレイヤーがナンバー1シードとして世界試合にエントリーされる事すら凄い事なのですが、まさか我が居住都市ロッテルダムにあのあの『錦織圭選手』がやって来るとは。長年しぶとくここに住んでてきてヨカッタァァ🙌
という事で、2回戦の応援に行ってきました〜
もちろんこの大会の目玉選手、錦織選手!!ヒューヒュー
ちなみにこの大会は『AHOY』という会場で開催されます。アホイ、アホイ・・・日本人からしたら突っ込まずにいられないこの名前。
試合開始前のウォーミングアップの様子。このユニフォームはよく他の試合でも見かけるやつですね。オランダ人インタビュアーがオランダカラーのオレンジですね、とコメントしていました。
モチロンいい試合が観たいとは思いますが、正直結果どうのこうのよりもこの会場で『同じ空気を吸ってる』ことだけで十分胸いっぱいです〜
第二回戦の対戦相手はラトビアのガルビス選手。試合開始直後から感覚が合わないのか、調子が悪そうでした。日本応援サイドの私としては少し嬉しかったですが、ミスでポイントを失っていく姿はちょっと気の毒に思いました。でもそんな悠長なことも言ってられない!
そうとはいえ、錦織選手もサービスエースが決まっていたり得意のストロークも本当に決まってました。
この日は2月14日のバレンタインデー。真剣勝負の試合にバッチリバレンタインの感じを持ち込んでました。この大会は選手のブレイク中に、エンタテイメントとして観客を盛り上げる演出があるのですが、この日はコートがまさかの真っ赤っかに!!しかも観客の中からカップルがスクリーンに抜き映し出され、『KISS』をせがまれるという海外ならではの無茶振り!!もしその男女がまだカップルになっていない関係だったら、一体どうなるんだろう・・・。
そしてセットカウント2−0で錦織選手の勝利!!!身長190センチでサーブも200キロ超えのガルビス選手に勝つとは、本当に凄いことです。世界大会で日本人選手がナイスプレーをして期待通りきちんと結果を残してくれる日が来るとは、感動の一言です。孤独な事も多い海外で活躍する錦織選手の活躍を見て、私も異国での生活を頑張ろうと思えました。(←世界トップアスリートと大して何もしていない私とでは、比べるレベルが違いすぎ?!笑)
それにしても勝利後のインタビューで「昨晩はロッテルダムで美味しい地元のご飯を食べました」と言ってたけど、そんなのこの街のどこにアル?
雪景色
オランダの冬・・・っていうと、何年住んでもサムイの一言につきます。
オランダの緯度はなんと北海道よりも高く、『樺太』と同じくらいなんです!という事は当然冬はとっても寒いハズ!!
ただ偏西風の影響で温暖だそうです。。。が、日本の本土出身の私からしたら、冬は結構寒く厳しいと思います。
こっちに来てからというもの、日本では出番ないだろうと思われるような厚手のセーターばかり集めています。それに厚手のタイツ。これで冬をなんとか乗り切っています。それなのに長年日本を離れすぎているせいか、冬必須アイテムのホッカイロの使うタイミングを忘れてしまい(いえ、正確に言えば勿体ぶっている?!)、封を切らないままカバンの中に入れっぱなしで、気がついたら冬を越して消費期限まで切らしてしまっています。
本日2月2日のオランダの気温は最高3度、最低−1となっていますが、港湾都市のロッテルダムは風がとても強くその影響もあってか、体感温度は実際の気温よりも2、3度寒かったりするのです。
その割に雪が降るのは最近は毎冬3日くらい(?)と意外と少ないのですが、私がオランダに来てすぐさま年越した2012年と翌年の2013年は本当に極寒で、人生初めて体感温度−20何度を体験しました。池も凍りその上をスケートする人や、ソリで通学する子供達がいるという『想像を超える光景』でした。
そんな冬の光景も地球温暖化のせいか近年では少しずつ変わって来て、割と穏やかな冬が続いています。
しかし、ついにオランダにも雪が到来。1月22日に大雪が降りました〜!!
雪景色は神秘的ですよね〜キレイ✨
オランダは『積雪対策』がきちんとされていて、高速道路を含め大きな車道や自転車専用道路には、降雪予報に合わせて凍結材が撒かれます。基本、使用量の多い車のタイヤは冬本番が来る前に夏タイヤから冬のタイヤに履き替えしますが、それをしない車でも凍結材のおかげでゆっくり走行する事ができます。とは言え、一事が万事。スリップして大事故にも成り兼ねませんので、冬タイヤを使用していない車は運転を控えた方がいいですね。
そして翌日の1月23日も積雪は残っていて、これまた絵葉書のような光景✨
こんな日はホットチョコレート(chocomel)を飲んで室内で暖かく過ごすのがオランダ式のようですが、『家で優雅にホットチョコレートをいれて飲む』習慣がどうもまだ身につかないネイティブニッポン人🇯🇵です。