Musée Magritte in Brussel
さてさてこれまた随分昔の話になりますが、昨年の9月末(汗💦)の忘備録させて頂きます。
オランダのロッテルダムから2時間弱で行ける場所に、ベルギーのBrusselsがあります。
ここは小便小僧やグランパレスで有名ですよね。
ちなみに何回行っても私は小便小僧ジュリアン君のファン♡です。
でも今回の目的は、なぜか一度も行っていなかったMagritte美術館行くことです。
まずはいつも近くを通っているこちらの教会に、今回は思い切って入ってみる事に・・・
教会の周囲は道路で車がバンバン走っているとは思えない静粛な聖堂✨
またとても素敵な教会でした。
いつもは大して目的なくダラダラとブリュッセルで時間を過ごしてしまっていますが、今日は立派な目的があるので速足で教会を後にしました。
そして美術館に到着。
見よ、いきなりRené Magritteの世界観!!!
楽しみにしているマグリットの作品を見始める前に、他の美術作品からスタートしました。
館内もすごく素敵でした。
この作品いいなぁ。。。青の色合いもいいし、何より白いコットン??が素敵です。
こちらの作品も魅了されました。色合いが素敵です。なんか鳥が一杯いるように見えるけど、一体何を描いたものでしょう・・・
まぁ、いいです。アートは肌で感じろ!ですよね。
そしていよいよ本題の画家マグリットの作品へ・・・
マグリットは19世紀末~20世紀中旬のベルギー人でシュルレアリスム画家です。まさに作品にはメッセージ性が強く、シュールさを感じずにはいられません。
マグリットの直筆レター。誰に宛てたものかわかりませんが、幼馴染で結婚した奥様の事を記載しているようです。
巨匠マグリットは、こんな感じでカッコいいです!マグリットは常にスーツ姿で絵を描いていたようです。
マグリットは1922~26年までポスター・広告のデザイナーとしても働いていたそうです。ポスターのデザインがこれまたかっこイイ!
なんと作品は絵画だけではなかったようです。
この辺から、あ!なんとなく見たことなる感じではないでしょうか。マグリットの絵画でよく登場してくる『鳩』と『空』です。
このファッションをした人物もマグリットの作品にはよくでてきますよね~
これは今まで見たことないテイストの作品。こんなのも描いていたのですね~いろんな手法で描けるって本当に尊敬です。。。
これも今まで見たことないテイストのマグリットの作品。色使いや背景のデザイン・モデルなどのコンビネーションが好みで見入ってしまいました。
か、かわいい。こんなスケッチもあるのですね。
ん、これどういう状況?!
でもよく見るとマグリットのキーアイテムのパイプが描かれています。
これも、マグリットの作品?!って驚きました。なんかこういうペイントタッチも好きだなぁ。。。
これはマグリット本来のシュール作品です。ワインの瓶と人参、そして合体したもの(笑) なんかよくわからないけど、シューーーール!どこからどこまでが瓶で、どこからが人参なのか、というテーマなのだろうか。
こちらもシュルレアリスムの作品。現実と絵画の境界線というテーマと勝手に定義づけ。解釈はそれぞれにできるというのが、この作品の醍醐味でしょうか。
この岩はアルファベットなのですが、それを読み取る根気がなく次の作品に移動。でもこの作品、好きです♡
危ない、危ない、そんなところに命の誕生を置いちゃ・・・『生と死』ということなのでしょうか。←この辺りから勝手な解釈が大暴走・・・
これまた面白い作品で、瓶にペイントがされていました。
ちょっとクリアに写真に収められなかったのですが、これまたマグリットの作品でよく出てくる緑のリンゴ。
この作品ではないのですが、緑のリンゴがビートルズのアップルレコードのデザインとして使用されていますが、なんとそれはポールマッカートニー所有のマグリットの作品だったようです!!!
❝Good job, Paul!!!❞
マグリットのシンボル、ブラックハットの紳士(自身がモデル)とパイプの2個使い。
パイプの代わりに『緑のリンゴ』バージョンもどこかで目にした事あるなぁぁ。
そんなこんなで大満足のマグリット美術館でした。
答えのでない色んな解釈を自分の中でして、考えさせられるアート鑑賞となりました。
わぁ、こうやって並べてみると、やっぱり素敵だなぁ。そしてマグリットのサインが、オシャレ感を増しています。
私も漢字サイン(サインというか署名というか、なんというか・・・)やめて、カッコいいローマ字サインを考えようかな~
出口のところで目に留まる、哲学イラスト。
館外にでる数分まで考えさせられます・・・ちょっとタンマ、頭パンク気味。
外に出ると「お疲れさんっ」と言わんばかりの開かれた広場。
マグリット美術館の前には雰囲気アリアリのオールド建築物が!
そのすぐ近くにショコラティエがあり、中でお茶出来ることを美術館入る前にチェックしていたので、迷わず入って『甘いもの祭り』をしました。
ケーキはミルフィーユ、チョコは一粒ずつ選びました♡
どれも、お、おいしぃぃぃ。
毎回車で来ますが、こちらがブリュッセル中央駅です。
そしてベルギーは、Tintin(タンタン)などのbande dessinéeでとても有名です。フランスやベルギーの子供達は、かつてこの漫画を見て育ったものです。イメージ的にはアメリカンコミックスや、日本でいうところのサザエさんのような芸術を感じさせるジャンルだと、またまた勝手に解釈しています。
因みにこのキャラクターは私の大大好きなスマーフ(フランス語ではSchtroumpf)です♡