Hakitoの怠け者生活

海外生活 なんとなく過ごす日々の中での発見

南仏〜モナコ編〜

ヨーロッパの春は、連休が続きます。厳しい冬を終え、春から夏に向けてヨーロッパの祝日は集中します。

ということで、5月の頭に3泊4日で南仏の旅へ行ってきました。

 

フランスのニースを拠点として、モナコ、カンヌ、ニースを観光しました。

観光第1カ所目は、モナコです。

 

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モナコの首都、モンテカルロ。ニースからの電車で30分ほどで到着です。


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モダンで綺麗な駅です。モナコの駅に着く電車は、片方イタリア方面から、もう片方はフランス方面からきます。


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地下深い鉄道の駅を出てみると、そこはナント山の中腹でした。

この立て看板からもわかるようにモナコはイタリアとフランスの間に挟まれた世界で2番目に小さな国です。ネット情報によると、モナコは東京ディズニーリゾートと同じくらいの大きさだそうです!!

 

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そしてここがモナコの観光地の目玉スポット、モナコカジノの広場です。正面は有名なカジノ・モンテカルロと、右側の建物はホテル・ド・パリ モンテカルロです。超高級感が漂っています。


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アールヌーボー様式のエントランス。この建物はメインカジノではなく、その横に隣接する別の建物です。

このエントランスの横から続く café du Paris Monte-Carlo のテラス席でこの素敵な広場を見渡しながら、お茶ができます。そしてこのエントランスの奥には、カジュアル?な日本で言うゲームセンターのような雰囲気を醸し出す(笑)カジノがあります。


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そしてこちらがかの有名なモナコのカジノ。 Casino de Monte Carlo です✨


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そしてこちらのフレンチスタイルの建物が、有名高級ホテルの hôtel de Paris Monte-CarloですΣ੧(❛□❛✿)


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こちらの高級車はホテルの前に我こそは!!と停まっていた車達です。

 

ホテルの中もチェケラッチョしてみたかったのですが、宿泊者でも無ければ、ホテルの有名シェフ Alain ducasseのレストランでお食事を取るわけでもないので、さすがに遠慮して外観だけに留めました。


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でもお隣のカジノの建物には勇気を振り絞って入ってみました。


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大理石をふんだんに使用してあり高級感イッパイでした。


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そしてカジノのイメージアイテムといえばモチロンdice🎲 

このサイコロのオブジェの奥にカジノの入り口があります。

ちなみにカジノの入場料金は、17ユーロほどするようです。つまりお金を使わないのに無料で観光できない仕組みになっています。

入場料金を記載した情報等がどこにも見当たらなく、そのこともあって恐らく観光客から何回も同じ質問をされていると思われるのですが、チケット窓口のスタッフは、めちゃめちゃ無愛想で怖いです(笑)


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カジノの建物を出ると、このようなヨットハーバーの光景が!!これぞ私が思い描いていたモナコの光景です。


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そしてメイン広場を離れ、少し離れた場所まで足を伸ばしてみることに。あと3週間ほどで開催予定のF1モナコグランプリの準備がされていました。


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そして次に目指すは、モナコ大公宮殿。

その途中、賑わっている広場があります。ここに室内マーケットがありお昼過ぎで閉まってしまいますが、お昼はこの広場でお食事をしている人が沢山いました。

お昼ご飯を我慢し、同じところを目指しているライバルをここで一気に出し抜く作戦。

せっせと丘の上を目指します。


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これぞモナコの海です。富豪所有のクルーズ船が停泊しています。

そして海の手前にもうすぐ開催されるF1のスタート・ゴール地点が設置されています。


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ハァハァとようやく頂上に到達すると、宮殿があります。ここにモナコ大公レーニエ3世とグレースケリー公妃がお住まいだったのですね。

そう思うと大変感慨深いです。

よくよく見るとこの建物、違った作りの2つが結合しています。宮殿にしては珍しいタイプですね。


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もちろん宮殿前には、衛兵隊が護衛の任務に就かれています。そして決まった時間帯になると、お決まりのこの儀式。

ロンドンのバッキンガム宮殿のようにたくさんの見物人もおらず、少し寂しげな中、きちんと業務を果たされていました。

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そして宮殿の反対側には、お店や飲食店が連なって大変賑やかな雰囲気です。

グレースケリー妃がかつてこの路地を散歩されていた写真が残っています。

 

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そしてこちらは、モナコ大聖堂。

モナコ大公レーニエ3世とグレースケリー公妃が結婚された教会です。また現在ではお二人がこの地に埋葬されています。


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モナコ大聖堂の中の様子。ちょうどこの時お天気も良く、外の太陽の光が中に入ってきて、とても美しく神秘的でした。


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協会の外にお二人の結婚式の写真がありました。

モナコの街のあちらこちらに国民から愛されたグレースケリー公妃の写真が展示されています。


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そして丘の上から見下ろすこちらの景色は、グレースケリー公妃のお気に入りのスポットだったそうです。ここに住む住人たちは、まさか公妃に見られていたとはつゆ知らずでしょうね (゚ω゚)


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モナコ宮殿は、このように高台の城壁中にあります。

お昼を食べようと宮殿から降りてくると、先ほどまでこの広場で飲み食いしながら賑わっていた雰囲気とは一転、飲食店も閉まっていたりと辺りは大変静まり返っていました。やっぱり混んでいてもお昼食にきちんと昼食をとるべきだと、やや後悔… 


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そしてF1モナコグランプリの雰囲気を味わおうと会場近くをぶらぶらしました。

こんな街中を凄いスピードで走るのですね!!


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そしてこちらは観戦席の様子。フェンス越しで迫力満点のF1レースが見れるのですね。

レース会場と至近距離に建っているこのマンションの住人は、もれなく騒音が体感できてしまいます。…、…(汗) F1🏁ファンではない人にはキツイかも…

 

そして丸一日楽しんだモナコを後にし、ニース駅の電車に乗ります。

モナコはホテルの数が少なく、観光客は近郊から訪れている人が大半です。日本を後にしてから久々に乗った通勤ラッシュ並みの満員電車でした。

変な体勢で 30分ほど耐えながら、ようやくニースに到着。

くたくたになりました。

 

モナコは、思った以上に近代的で香港のような高層マンションの建設が建ち並び、噂通り小さな国でした。近隣の南フランスやイタリアと比べて浮浪者や路上生活者などが見当たらず安全な雰囲気がしましたが、正直少し作られた感じも否めない感じのする国でした。

しかしながら長年モナコでどんな国だろうと思い描いていたので、今回ようやく訪れることができて良い思い出になりました。

 

おまけ
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こちらの壁はモナコのモンテカルロ駅の校外にあったベルリンの壁の1部です。まさかこんなとこで見れるとは‼️