クラッシックコンサート コンセルトヘボウ
オランダの首都、アムステルダムにある世界屈指のコンサートホールのコンセルトヘボウにクリスマスコンサートを聞きに行ってきました。このコンサートホールでクラッシックを聞くのは過去2回ほど経験があったのですが、昨年から何かこの時期に優雅で特別なことをクリスマスイベントに取り入れたいと思い、コンサートホールに行くことにしました。そして先日、なんとか無事2回目を実現できました〜
コンセルトヘボウは有名ミュージアムがひしめく広場の一角にあります。ご近所にある有名なミュージアムには『アムステル国立美術館・ゴッホ美術館・アムステルダム近代美術館』などが有ります。
こちらの建物は、1888年に初めて公演されてから現在に至っています。残っている昔の写真と見比べても現在の物とほぼ変化が見受けられません。
この日は18:50にゲートオープン、そして19:30に演奏開始というスケジュールでした。観客はややオシャレな装いで来ていますが、すごくドレスアップしている人はさほど見受けれれません。またとてもカジュアルな人も中にはいるので、服装に関してはナーバスになる必要はないと思います。
開演までこちらのスペースでドリンクを飲んで待つことができます。ちなみに赤・白ワイン、コーヒー、紅茶は無料です。この写真から見ても、ドレスアップしている人はあまりいませんよね・・・恐らく、外国からの旅行者で観光後にそのままコンサートに来た感じの人も大勢いると思われます。
皆んな何を飲んでいるのかチラチラ見ていたら、コーヒーなどのノンアルコールを飲んでいる人が割に多かったように思いました。開演前にお酒を飲んで眠くなってはいけないという事なのか、はたまた眠くならないようにコーヒーなのか?!
ちなみに私は赤ワインを頂きました。ただでさえクラシック聴くとウトウトしてしまう傾向があるのに、ヤバい!!!
そして会場の中はこんな感じです。
近代的なコンサートホールに比べてそれほど大きなコンサートホールではありませんが、ちゃんと2階席もあります。クラシックな建物で本当に美しいです。
この日はクリスマスコンサートということもあり、ライトが赤っぽくなっていました。ステージの両サイドには邪魔にならないように、小さな可愛らしいクリスマスツリーが飾られていました。
コンサートの演奏時間はトータル2時間で、途中20分ほどの休憩がありました。
この休憩中に、またまた無料ドリンクがいただけます。
開演前に調子に乗って赤ワインを一気飲みしたせいか、予想通り一瞬眠気のあまり白目をむいてしまったので、この休憩では大人しくコーヒーにしておきました。
クラシックな白い天井と素敵なシャンデリアが調和しています。個人的にこのテイストがやっぱり大好きです。
そして後半がスタート。この日のコンサートはクリスマスキャロルなどの誰もが知っている曲をオーケストラとピアノ、そして合唱なので演奏されていました。クラシック音楽から近代のクリスマスソングをミックスしたクリスマス感を存分に味わえる構成で、大満足でした。
公演後のステージ。とても立派なパイプオルガンに惚れ惚れします。
このコンサートホールは『シューボックス型で音響が素晴らしい』と有名です。音響については素人すぎて音色がとても綺麗ということしか残念ながら語れないですが、ステージの後ろにも席があり360度から鑑賞できるというのは世界でもあまり例を見ない貴重な建築だと思います。
やっぱり無理をしてでも時々こういう『芸術』に触れる機会を作る事は、とてもいいなぁと改めて思いました。
実はその後、車を止めていた駐車場で海外ならではの有りえないハプニングが起こり、夜中12時過ぎまでアムステルダムに残留しなければいけない羽目になるのですが、それはまた機会があれば後日談としてご紹介させていただきます・・・