カナリア諸島で年越し〜サンタクルズ編〜
ちょっと・・・古い話になりますが、2018年の年越し(あ、今思えば平成最後の年越し・・・となんでもかんでも平成最後に結びつけていく今日この頃)は、カナリア諸島で迎えました。
というわけで、カナリア諸島の年末年始の旅を綴りたいと思います。
カナリア諸島はスペイン領の島で、アフリカ大陸の北西アフリカ沖にある島です。
したがってスペイン語が公用語です。冬は少し気温が下がりますが、基本常夏の島です✨
テネリフェ島の中心部、サンタクルズ。あいにくこの日は雨の模様でした・・・
そしてスペインといえば、定番のおノボリさんメーニュー。サングリア&スパニッシュオムレツ!夕飯前に小腹が空き、バールで一杯ひっかけました。
そしてお待ちかねの夕食〜
この皮付きおジャガが郷土料理だそうです。最初見たとき、え・・・これ?!と驚愕しましたが、これが結構美味しい。皮の外側に塩味がしっかりついていて、ホクホクジャガイモです。今後カナリア諸島の夕飯で毎度出てくることになろうとはこの時は夢にも思ってませんでしたが・・・笑
特にこの奥にチラッと映っているソース2種類がこれまた美味しい!もちろんこのジャガイモはカナリア産だそうです。
パプリカパウダーがかかったタコ(pulpo)のガルシア風なんたらです。こちらも定番スペイン料理。美味しい〜
デザートに郷土のお菓子をサービスでくれました。いくつ食べてもいいと思いますが、なんとなく日本人的には厚かましくもいっぱい食べる感じは遠慮して、お決まりの「ではお一つ頂きます。」的に。
カナリア諸島にはこんな感じの魂が吹き込まれているような時雨ふう樹木があちらこちらに。
スペインの国旗とカナリア諸島の州旗が掲げられています。
ホテルの近くにあった素敵な公園。ヤシの木がいっぱいで常夏気分。今が12月末ということをすっかり忘れそうなこの景色!!!
サンタクルズの中心部。憩いの場。
旧市街。この日差し!!!暗く辛いヨーロッパの冬にはご褒美モノ!
中心部から少し離れたところにマーケットが。
ムニシパル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・アフリカ・ラ・レコバ市場という正式名所はめっちゃ長いです。地下に鮮魚店がありました。
立派な塔。この周辺はステキな古い街並みになっています。
オシャレなタイルを建物外観で発見!なんて書いてあるのかさっぱりですが、なぜかイギリス兵?!
街中散歩。
サンタクルスのオペラハウス『アウディトリオ・デ・テネリフェ』
すっごく素敵なデザインで魅了されました✨
そしてサンタクルス2日目のまたまたお待ちかねディナータイム。
こんなローカル感満載のお店をホテルの真裏の路地で発見!
カナリア諸島で取れる地元のお魚です。白身がホクホクで美味しかったです。で、サイドに添えてるのはもちろん郷土料理のカナリア諸島産ジャガイモ(笑)
スペインに来る楽しみの一つ『イベリコ豚ハム』脂が存分に乗ってて、本当に美味しいです。欲張ってこのお皿を平らげてしまい、その後に自業自得の胸焼けにあいました・・・
そしてもう一つスペインで外せないのが、シシトウ料理。これは本当に美味しすぎて、お皿山盛り食べてもまだまだ食べれる!!
ワインはカナリア産の地元ワインをチョイス。好みの味で美味しかったです〜
サンタクルスは思いの外、街が栄えていて賑わいのある楽しい街でした。とりあえず何食べても美味しいのがスペイン領の最大の魅力です!!!
フィギュアスケート チャレンジカップ
2月中旬になると海外の領事館や大使館などがあるDen Haagという街の郊外でフィギュアスケート国際大会の『チャレンジカップ杯』が行われます。
こちらの大会で記録したスコアは、残念ながら公式スコアとしては残らないのですが、日本からも有名選手が参戦します!
個人的に今回の注目選手は、女子シニアの紀平梨花選手と樋口新葉選手、男子シニアの山本草太選手、女子アドバンスドノービスの本田紗来選手✨です。
チャレンジカップ会場の外観。この建物の中にはなんと一般人もスケートができる場所のみならず、ロッククライミングなどもあります(笑)
この日も全員大会を見にきているわけではなく、チャレンジカップはどこ吹く風で家族団欒スケートをしにきている人も一杯いました。
オランダではフィギュアスケートの人気はまだまだな様です・・・
しかし私のお目当てはコチラ〜
まず会場に入ると毎回恒例オランダの国旗がお出迎え🇳🇱
この日は女子シニアのフリーでした。いよいよ最終滑走グループ。
ワカバちゃ〜ん!!リカちゃん〜!!頑張れぃぃ。
ちなみに樋口選手が5位、紀平選手が2位スタートです。
樋口新葉選手。昨年のチャレンジカップ優勝者です🥇
紀平梨花選手。ジャンプ、バリバリきまってました!!さすが👏
そして、紀平選手が逆転優勝、樋口選手が3位になりました。見事期待に応えてくれる素晴らしい日本人選手です。
そして日本チームは団体戦(?!)でも優勝しました。ここに写ってるメンバーは今大会の日本人メダリストです。こんなに?!
この日はスケーター達によるちょっとしたゲームがあったのですが、その進行が途中ウダウダになり、大会運営スタッフが選手達に無茶振りしている様子が私の座席から丸見えでした。なんとなくそういうところも、さすがオランダ(笑)
日本ならきっと念入りな進行の打ち合わせをしているはずなので、こんな事にはならない気が・・・
参加予定の日本人選手達自体もゲームのルールを知らされてないのか、よく意図がわかってない様子だったのですが、その状況でスケートリンクに出されそうになってアタフタしていました。しかし、さすがプロ!!リンクに上がるとそんなあたふた感は一切見せずしっかり役目をこなしていて、その姿に本当に感動いたしました。
言葉のわからない異国の地で戦う、才能溢れる若い選手達に刺激と勇気をもらった一日でした。ありがとうぉ〜!!!
ついに、ついに!! ABN Amro 世界テニストーナメント
こんな夢見たいな日が来るなんて思いもしませんでした!!!ついにこの日が・・・!!!
日本人テニスプレイヤーがナンバー1シードとして世界試合にエントリーされる事すら凄い事なのですが、まさか我が居住都市ロッテルダムにあのあの『錦織圭選手』がやって来るとは。長年しぶとくここに住んでてきてヨカッタァァ🙌
という事で、2回戦の応援に行ってきました〜
もちろんこの大会の目玉選手、錦織選手!!ヒューヒュー
ちなみにこの大会は『AHOY』という会場で開催されます。アホイ、アホイ・・・日本人からしたら突っ込まずにいられないこの名前。
試合開始前のウォーミングアップの様子。このユニフォームはよく他の試合でも見かけるやつですね。オランダ人インタビュアーがオランダカラーのオレンジですね、とコメントしていました。
モチロンいい試合が観たいとは思いますが、正直結果どうのこうのよりもこの会場で『同じ空気を吸ってる』ことだけで十分胸いっぱいです〜
第二回戦の対戦相手はラトビアのガルビス選手。試合開始直後から感覚が合わないのか、調子が悪そうでした。日本応援サイドの私としては少し嬉しかったですが、ミスでポイントを失っていく姿はちょっと気の毒に思いました。でもそんな悠長なことも言ってられない!
そうとはいえ、錦織選手もサービスエースが決まっていたり得意のストロークも本当に決まってました。
この日は2月14日のバレンタインデー。真剣勝負の試合にバッチリバレンタインの感じを持ち込んでました。この大会は選手のブレイク中に、エンタテイメントとして観客を盛り上げる演出があるのですが、この日はコートがまさかの真っ赤っかに!!しかも観客の中からカップルがスクリーンに抜き映し出され、『KISS』をせがまれるという海外ならではの無茶振り!!もしその男女がまだカップルになっていない関係だったら、一体どうなるんだろう・・・。
そしてセットカウント2−0で錦織選手の勝利!!!身長190センチでサーブも200キロ超えのガルビス選手に勝つとは、本当に凄いことです。世界大会で日本人選手がナイスプレーをして期待通りきちんと結果を残してくれる日が来るとは、感動の一言です。孤独な事も多い海外で活躍する錦織選手の活躍を見て、私も異国での生活を頑張ろうと思えました。(←世界トップアスリートと大して何もしていない私とでは、比べるレベルが違いすぎ?!笑)
それにしても勝利後のインタビューで「昨晩はロッテルダムで美味しい地元のご飯を食べました」と言ってたけど、そんなのこの街のどこにアル?
雪景色
オランダの冬・・・っていうと、何年住んでもサムイの一言につきます。
オランダの緯度はなんと北海道よりも高く、『樺太』と同じくらいなんです!という事は当然冬はとっても寒いハズ!!
ただ偏西風の影響で温暖だそうです。。。が、日本の本土出身の私からしたら、冬は結構寒く厳しいと思います。
こっちに来てからというもの、日本では出番ないだろうと思われるような厚手のセーターばかり集めています。それに厚手のタイツ。これで冬をなんとか乗り切っています。それなのに長年日本を離れすぎているせいか、冬必須アイテムのホッカイロの使うタイミングを忘れてしまい(いえ、正確に言えば勿体ぶっている?!)、封を切らないままカバンの中に入れっぱなしで、気がついたら冬を越して消費期限まで切らしてしまっています。
本日2月2日のオランダの気温は最高3度、最低−1となっていますが、港湾都市のロッテルダムは風がとても強くその影響もあってか、体感温度は実際の気温よりも2、3度寒かったりするのです。
その割に雪が降るのは最近は毎冬3日くらい(?)と意外と少ないのですが、私がオランダに来てすぐさま年越した2012年と翌年の2013年は本当に極寒で、人生初めて体感温度−20何度を体験しました。池も凍りその上をスケートする人や、ソリで通学する子供達がいるという『想像を超える光景』でした。
そんな冬の光景も地球温暖化のせいか近年では少しずつ変わって来て、割と穏やかな冬が続いています。
しかし、ついにオランダにも雪が到来。1月22日に大雪が降りました〜!!
雪景色は神秘的ですよね〜キレイ✨
オランダは『積雪対策』がきちんとされていて、高速道路を含め大きな車道や自転車専用道路には、降雪予報に合わせて凍結材が撒かれます。基本、使用量の多い車のタイヤは冬本番が来る前に夏タイヤから冬のタイヤに履き替えしますが、それをしない車でも凍結材のおかげでゆっくり走行する事ができます。とは言え、一事が万事。スリップして大事故にも成り兼ねませんので、冬タイヤを使用していない車は運転を控えた方がいいですね。
そして翌日の1月23日も積雪は残っていて、これまた絵葉書のような光景✨
こんな日はホットチョコレート(chocomel)を飲んで室内で暖かく過ごすのがオランダ式のようですが、『家で優雅にホットチョコレートをいれて飲む』習慣がどうもまだ身につかないネイティブニッポン人🇯🇵です。
オランダの国とは?
オランダってどんな国?(いきなりオランダ親善大使ぶったこの出だし)
意外と国名は聞いた事あるけど、詳しくは知らない人が多いですよね〜
イエイエ無理もない、オランダの国土は日本の九州とほぼ同じ大きさで、オランダの人口は東京の人口の25%くらいだそうです!!!そう考えると小さな国なのに、割と知られている方なのかも知れません。
オランダは埋め立てて広げた国であり、国土の四分の一は『海抜ゼロ』だそうです。なので、海から水が流れてきたら海の底になるのです・・・淡々とした文面ですが、冷静に考えると、こ、こわい。
そういえば以前、日本からの旅行者と電車に乗っていると外の景色を見て「えええ、地面と川の高さがほぼ変わらないけど、水溢れて来ない?!」と驚かれた事がありました。見慣れた景色にすっかり何も思わなかったのですが、それから意識して見てみると日常の景色の中でも確かに水位が高い!大雨が降ったらすぐ溢れそうな水位ですが、でもこれがオランダのすごいところ。もちろん大雨が続いたりすると水が溢れ出ているところもあるようですが、でもほとんどの場合は、昔から水と闘って来たオランダの技術で防いでいるようです。
しかも埋め立てのせいで地盤沈下もしていて、古い建物なんかをよくみると結構前傾しています。特に首都のアムステルダムに行くと、よく傾いている建物を目にします。思わず心配でオランダ人に「建物が傾いているけどオランダの将来の事を考えると心配じゃない?」とタブーのような事を無邪気に聞いてしまったこともあったのですが、「ん〜大丈夫。日々対策や研究もされているし、何百年もかけてこれしか傾いてないんだから、倒れるまでにはまた何百年もかかるだろうし、その頃はまたきっと何かいい案が出てると思うよ。」とのことでした。うん、確かに・・・
さて次に日本人が呼んでるオランダというこの国名は、果たして正しいのでしょうか。答えは・・・ブッブー。オランダ人は自国をネーダランス(Nederlands)と言います。英語の正式名は、The Netherlandsだそうです。しかし、アメリカ英語ではホーランドと呼んでいるようです。
ネーダランスとは『低い国』という語源から来ています。そうなると、『オランダ』という名前はどこから来たのか?という疑問が出てきますが、実はオランダの国は12の州で成り立っていて、その中に北オランダと南オランダが存在します。それぞれの主要都市として北オランダはアムステルダム、そして南オランダはロッテルダムとなります。このことを踏まえると『オランダ』は、この二つの州を指す事となり正式には間違いとなります。
そうなの〜?!
この事を知った時は個人的には目から鱗が落ちて、その後暫くオランダを語る時は毎度のようにこのネタを使っていました(笑)言い過ぎたのか今ではさすがに飽きて、あまり言わなくなりましたケド・・・
そうそう、長崎にあるオランダ村『ハウステンボス』にまつわる話ですが、オランダに来た当初日本から旅行で帰って来たというオランダ人と知り合う機会があり、「私ハウステンボスに2回行ったことがあるよ!」っと言ったところ、「え!!ハウステンボス(Huis ten Bosch)ってオランダの女王(当時)が住んでる宮殿だけど?!」と言われて、ビックリした事がありました(笑)
それなら招かれたことないから行ったことないっす。。。(汗)しかし大胆な名前をテーマパークにつけたものだ…
こちらが『ニホンのハウステンボス』中の建物でスタッドハウスのモデルになっている、『ゴウダ市庁舎』です。そしてスタッドハウスはオランダ語で市庁舎という意味です。
美しい建物ですよね〜。
私の相棒
オランダに来て、何か新しいことに挑戦したいな〜と思い7年前に勇気を出したことの一つが、車の運転です。
日本では本当に時々、親の車を借りて頑張って家の近所を運転していただけで車生活とは無縁でしたが、海外に来て初めて自分の車を持ちました。
オランダに来た時に住んでいた家が駅から少し遠いというのを言い訳に車を購入しましたが、今ではすっかり私の相棒です。
大きな車は車幅が怖くてNG、また、まだまだマニュアルの車が多いヨーロッパでオートマ車となると選択が少なく、私の訪れたディーラー店ではこの赤いダイハツ車とクールな感じの黒のシボレー車の2択でした。日本車は故障が少ないとディーラーさんの強い後押しを得て赤のダイハツ車を購入しました。
そういえばその時の珍話として、「出来るだけ小さい車をください」とリクエストしたらこの車を勧められたので、「これ軽自動車ですか?」と質問したところ私の質問の意図が全く伝わらなかったのを覚えています。軽自動車って英語で何ていうんだろう??と思いながら思わず「light car」とバリバリの和製英語みたいな単語を言ってしまい、ディーラーさんが「軽い車?!ってなに?!」ってなってました(笑)ごもっとも。
その後「パワーが小さい車」とか「エンジンが小さい」とかあの手この手で伝えようとしましたが、「この車で大丈夫、大丈夫」と言いくるめられて、結局これが軽自動車なのかどうか答えを聞けずじまいでした。でも日本だと軽自動車ですよね。
後にでわかった事がヨーロッパでは『軽自動車と普通車の区別がない』ようです。
また私が日本で取得したオートマ限定の免許証でも、ヨーロッパではなんとマニュアルカーが運転できます!!!つまりはこっちで免許証を取得した場合、オートマ限定という免許証なんて存在しないのです。そうとはいえ、マニュアルカーの動かし方すら知らないので、私がこの免許証を持っていてもオートマ限定と同じ事なんですけどね・・・
そして今では、ロッテルダムの中心部に引越しもして車を持たなくても不自由しない生活になりました。むしろ手元に置いておくと色々と費用がかかって割高になるこの車ですが、私のオランダ生活はこの車と共に月日を重ねています。きっとこの愛着のある赤い小さな車を手放す時は、日本に本帰国するタイミングなんだろうな〜と思います。その日を思うと、早くも涙が溢れそうになります・・・と言いつつ、滅多に洗車やお掃除もしないヒドイ車の持ち主です。
外国人と日本人における『当然』の解釈の違い
最近思うのが(いえ、多分ずっと前から気づいてましたが・・・)、海外には日本人が思う理不尽な事が一杯転がっています。
度々身近に起こる例えを2点ほど挙げてみます。
①コンビニでの支払いレジ待ち
・レジが2列あるうちの1列のみ稼働
・レジに大勢のお客さんが長蛇の列で並んで、なぜ2つ目が開かないのかとイライラしている
・店員がその状況になかなか気づかなかったがようやく気づき、2つ目のレジが稼働し始める
上記のような状況になると、私たちが思う『当然』は次に支払いをする順番の人が、2つ目のレジに優先的に行くという事です。
ただ、ヨーロッパ圏に住んでいて気づいた事は(アジア圏はどうだったか今となっては忘れてしまったのですが。。。)、2つ目のレジが稼働すると分かった人が我先に新しいレジの先頭に行ったりする事が普通なのです・・・
ボォーとしていて気づかない人が悪いのであって、損をするシステム?と言えるでしょう。人を押してまで先に行く事はNGと思われますが、この場合は遠慮する事は美徳ではないように思えます。また新たなレジが空いたのであれば、新たな列の順番ができるというヨーロッパではシンプルなルールなのだと思います。
②空港の搭乗口ゲートの列
・搭乗時間まで20分あるので、多くの人がゲート近くの椅子で座って待ってる
・搭乗開始になるとゲートの前に列が出来始める
・椅子に座っていた人も列に加わり始める
さて上記の状況になった場合、椅子に座っていた人は『当然』列の最後尾まで下がって並ぶのが公平なのではないでしょうか。椅子に座って楽をしていた間に、すでに立って列に並んでいた人がいる訳です。
しかし列最後尾より前の椅子に座っていた人は立ち上がり、椅子から近い列の途中に割り込みで並びます。
・・・。なんかモヤモヤ。
こんな感じの事例が本当に一杯一杯日常に起こります。気がつかないうちに、小さなストレスが一杯になる時があります。
しかしながらこれらの事は厳密に言えばオカシイと腹がたつのですが、何れにしても遅かれ早かれ順番は回ってくるので、そんなに気を立てることもない事柄です。
でもぉ、でもぉ。。。
何よりそんな事が起こっても、周囲の外国人たちは私たち日本人ほどイライラとしていないのです。それどころか横入りされていることにも気づいていない人もいます。おおらかなのか、はたまたボーッとしているだけなのか。
そこでそもそも私たち日本人の考える『当然』という解釈が外国人とは違うのかもしれない、と思うようにもなりました。(そう思うと気持ちが落ち着くというか・・・)
本来日本人はルールと定められて物にはきちんと従う性質なので、それに反している人が少しでも自分より得やズルをすると基本許せない人種なのだと思います。
でもそれは理に適っている事なので、何も悪い事とは思いません。むしろ正しいのではないでしょうか。
それに比べ外国人はルールを守っている人もいるし、意図的なのか、はたまたそれほど注意していなくて無視してしまっている人もいたりするのです。その結果ズルしている人が大勢います。そんな人に対して、真面目にルールを守っている人も寛容に許していたりします。その事に対しても、日本人の私たちは理解しがたいのです。
Why 外国ピーポー?!
そんな小さな小さな問題が見逃せずに時にはストレスと闘っている、海外在住の私です(笑)